海外FXでは、日本円やドルといった通貨だけでなく、ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)を使ったFX取引ができるのをご存知でしょうか。
大きな値動きで何かと話題になるビットコインですが、今回は仮想通貨FXやビットコインFXとは何かを詳しく解説していきます。
日本円やドルのトレードをする通常のFXとどのような違いがあるのか、海外FXで仮想通貨を取引するメリット・デメリットや、おすすめの海外FX業者をご紹介します。
仮想通貨FX(ビットコインFX)とは?
まず、仮想通貨FX(ビットコインFX)とはどのような取引なのか、詳しく解説します。
そもそも仮想通貨(ビットコイン)とは?
そもそも仮想通貨(暗号資産)とは何なのでしょうか?
人々が日常的に使っている「通貨」には、大きく分けて次の2種類が存在しています。
ビットコイン(BTC)とは、仮想通貨の種類のひとつでもっとも世界中で取引されており、規模の大きな仮想通貨です。
仮想通貨は2000種類以上あると言われていて、ビットコイン以外の仮想通貨をまとめて「アルトコイン」と呼びます。
※アルトコインとは?
Alternative Coinの略で、「代替のコイン」という意味。
アルトコインもビットコイン同様に活発に取引されていて、それぞれ目的によってさまざまな用途があるのが特徴です。
アルトコインの一例
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)など
仮想通貨と他の通貨をトレードするのが「仮想通貨FX」
FX(外国為替証拠金取引)とは、日本円やドルなど異なる二国間の通貨を取引して、通貨間の差額を利益にすることをいいます。
基本的にFXでは日本円やドルなどの法定通貨を売買しますが、仮想通貨を扱うFXは「仮想通貨FX」と呼ばれています。
海外FX業者の中にも、仮想通貨FXに対応しているところがあるため、ぜひチェックしてみましょう。
また、仮想通貨FXは「仮想通貨CFD」と呼ばれることもあります。
※CFDとは?
Contract for Differenceの略で、差金決済取引のこと。
差額だけのやり取りが発生する取引のことで、実際に通貨(現物)での受け渡しをせず、売買によって出た金額の差で決済をする。
FX取引も、広い意味ではCFD取引に含まれていると言える。
仮想通貨FXも、基本的な仕組みは通常のFXと同じです。
その仮想通貨ビットコインであれば、「ビットコインFX」と呼ばれることもあります。
仮想通貨FXのメリット
ここからは、仮想通貨FXをするメリットについて3つのポイントをご紹介します。
①レバレッジがかけられる
仮想通貨の投資ではFX以外に、仮想通貨を実際に買ったり売ったりできる「現物取引」もあります。
現物取引の場合、手持ちの資金の範囲内でしか通貨を購入できません。
しかし、仮想通貨FXであればレバレッジをかけた取引ができるため、少ない資金でも多額の取引ができるというメリットがあります。
※レバレッジとは?
少ない資金で、大きな投資を行うこと。
FX業者が定める範囲内で口座資金の何十倍、何百倍もの額を運用できる。
たとえば、レバレッジ10倍であれば手持ち資金の10倍を運用でき、利益が出た時に通常よりも大きくなる。
ハイリスク・ハイリターンのため、多額の損失を追うリスクを把握しておくこと。
関連記事:【完全版】海外FXの最大レバレッジを比較!おすすめ10社と業者選びの注意点
②「売り」からでも取引を始められる
仮想通貨FXなら、「売り」からでも「買い」からでも取引を始めることができます。
もし、トレーダーが日本円しか保有していなくても、実際に持っていない外貨を「売る」ことができます。
FXは、通貨を交換してその差額を利益として受け取ったり、損失として支払ったりする取引です。
しかし、現物取引のように実際に通貨そのものをやり取りしているわけではありません。
たとえるなら、「権利(だけ)を売買している」と言えるでしょう。
そのため、現物取引とは違い、トレーダーが実際に持っていない通貨も「売る」取引から始められます。
仮想通貨の現物取引の場合も、実際にビットコインなどの仮想通貨を保有していなければ当然通貨を売却することはできません。
③24時間365日トレードできる
FXや株式などは土日が市場が休み(休場)になるため、その間は取引ができません。
それに対して、仮想通貨市場は金融機関の休みとは関係ないため、土日でも夜間でも、いつでもトレードができます。
24時間365日いつでもトレードができるため、日中に取引ができないという人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
ビットコインを含む仮想通貨のやり取り自体はいつでも可能ですが、FX業者のメンテナンス時間やトラブル発生時には取引ができません。
つまり、仮想通貨のやり取りはいつでもできるものの、仮想通貨を取り扱う業者側の都合でトレードできないタイミングがあることを知っておきましょう。
仮想通貨FXのデメリット
続いて、仮想通貨FXのデメリットについてご紹介します。
仮想通貨FXは現物取引とは違い、レバレッジがかけられるため大きな利益が狙えるというメリットがある一方、そのぶん損失が大きくなるおそれがあります。
ハイリスク・ハイリターンな投資であることを認識し、慎重な取引を心がけましょう。
他の金融資産に比べて値動き自体が大きいため、レバレッジをかけなくても大きな価格変動が起こり得ることも注意です。
また、長期的にポジションを持っておくと、日ごとに手数料が必要になるため取引コストがかかります。
現物の場合、ただ保有する分には手数料などはかかりません。
損失が出てしまうリスク、そしてレバレッジをかけたポジションは長ければ長いほどコストがかかるというデメリットがあります。
ビットコインの特徴
ここからは、仮想通貨の中でも特に知名度の高い「ビットコイン」について、仕組みや特徴を詳しく解説します。
①価格変動(ボラティリティ)が大きい
ビットコインは、株式など他の金融資産に比べて値動きが大きく、1日のうちに10~15%も変動することがあります。
1%以下と言われるドルの値動きに比べると、とてもボラティリティが大きいことがわかります。
※ボラティリティとは?
価格変動のこと。値幅。
「値上がりするだろう」「これから値下がりする」など、予想した方向に価格が動けば大きな利益が得られますが、反対だと多額の損失が発生してしまうリスクもあります。
②長期的な価格上昇が期待できる
ビットコインは長期的に見ると、価格が上昇し続けている仮想通貨です。
2009年に世に登場したビットコインは、数百円、数千円、そして数百万円と年々その規模を拡大しています。
1日単位では激しい価格変動を繰り返しているものの、年単位では価格が上昇し続けているのが特徴です。
過去には、1年間で価格が10倍以上になったこともありました。
ビットコインは発行される枚数が決まっており、取引が活発になればなるほど争奪戦になると言えます。
実際に、自動車メーカーのテスラやマイクロストラテジーなど、世界的な企業がビットコインを自社の資産として購入し続けており、資産としても注目されています。
さらに、中米のエルサルバドルではビットコインが法定通貨として使われるようになり、注目度は高まるばかりです。
③値動きの原因がわかりにくい
国や政府が発行している法定通貨であれば、発行国の政治・経済の動向を追っていれば、ある程度値動きを予測することはできます。
たとえば、金融政策を決める会合であるFOMCや、指標の発表などがこれにあたります。
しかし、ビットコインなどの仮想通貨はどの国や政府にも属しているものではないため、値動きの予測が難しいのが特徴です。
ビットコインが値上がりする理由はさまざまなものが挙げられます。
海外FX業者で仮想通貨FXを行うメリット
続いては、海外FX業者を利用してビットコインFXをするメリットについて解説します。
仮想通貨FXは国内のFX業者で対応しているところもありますが、海外FX業者で行うのがおすすめです。
ここでは、海外FX業者で仮想通貨FXを行うメリットを3つご紹介します。
①ゼロカットシステム採用で追証なし
海外FX業者で仮想通貨FXを行うメリットの1つ目は、「ゼロカットシステム」が採用されていることです。
ゼロカットシステムとは、トレードで口座にある残高以上の損失が発生した場合に、その損失分をFX業者が負担してくれる仕組みです。
つまり、トレーダーは損失が出ても、口座にある残高以上を支払ったり借金を負ったりすることはありません。
国内FXには、このゼロカットシステムはありません。
そのため、口座残高を超える損失が発生した場合には「追証(おいしょう)」という追加の証拠金を入金する必要があります。
つまり、国内FXで発生した損失はすべてトレーダー負担となり、多額の借金を負うおそれがあるということです。
一方、海外FXはゼロカットシステムを採用しており、どんなに損失額が大きくても、トレーダーは口座残高以上の損失を被ることはありません。
また、ビットコインは価格変動が大きいため、FXで多額の損失が発生する可能性があります。
国内FXを利用するよりも、ゼロカットシステムを採用している海外FXを選んだほうが、借金のリスクを抑えられて安心できるということです。
関連記事:海外FXのゼロカット・追証なしとは?リスクやデメリットはある?
②NDD方式なので不利な約定のリスクが低い
2つ目は、海外FX業者の多くが「NDD方式」を採用していることです。
NDD方式とは、トレーダーの注文を直接インターバンク市場に流す方法のことで、FX業者側でトレーダーの注文を操作して、トレーダーに不利な約定をさせるリスクが低いのが特徴です。
※約定(やくじょう)とは?
売買を成立させること。
一方で、国内FX業者の多くは、トレーダーとインターバンク市場の間にFX業者が入る「DD方式」を採用しています。
DD方式の場合、トレーダーからの注文をインターバンク市場に流すかどうかはFX業者が判断するため、場合によってはトレーダーからの注文が流れないということがあります。
この場合、注文はインターバンク市場に流れず、FX業者が相手となって取引を成立させるということです。
その場合、トレーダーとFX業者は利益が相反する関係になり、トレーダーにとって不利な約定になる可能性があります。
関連記事:海外FXのDD方式・NDD方式の違いとは?メリット・デメリットを解説
③MT4/MT5が使える
3つ目は、MT4(メタトレーダー4)やMT5(メタトレーダー5)が使えることです。
これは、ロシアのMetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発する取引ツールで、カスタマイズ性が高く高機能として、世界中のトレーダーに利用されています。
国内FX業者は独自の取引ツールを採用しているため、MT4やMT5は利用できません。
一方で、海外FX業者の多くはMT4やMT5を採用しています。
海外FXでビットコインFXを行えば、MT4やMT5を利用できるメリットがあります。
関連記事:海外FXのMT4とMT5の違いを解説!どっちがいい?移行できる?
海外FX業者で仮想通貨FXを行うデメリット・注意点
続いては、海外FX業者で仮想通貨FXを行う際のデメリットや、覚えておきたい注意点について3つ解説します。
①日本の金融庁のライセンスを取得していない
1つ目は、海外FX業者は日本の金融庁の「ライセンス」を取得していないことです。
※金融ライセンスとは?
その国や地域で金融関連事業を行うために必要な許可のこと
金融ライセンスを保有しているということは、その国や地域で営業を許可されており、一定の安全性や信頼性があると言い換えられます。
一般的に、日本の金融庁のライセンスを取得しているFX業者を「国内FX業者」と言い、取得していないFX業者を「海外FX業者」と言います。
ただ、海外FX業者が日本の金融庁のライセンスを取得していないからといって、金融ライセンス自体がない無登録業者とは限りません。
海外FX業者の場合、本社などがある国や地域が発行する金融ライセンスを取得しているケースが多いからです。
つまり、日本の金融庁のライセンスがなくても、他の国のライセンスを保有しているということは一定の安全性があると言えるでしょう。
関連記事:海外FXの金融ライセンスとは?安全性の高い業者選びのポイント4つ
②通常の通貨FXに比べるとレバレッジが低いことも
2つ目は、通常の通貨FXに比べてかけられるレバレッジが低いことです。
海外FXの大きなメリットとして挙げられるのが、高いレバレッジです。
通常、数百倍から数千倍というハイレバレッジで取引ができ、最大でも25倍の国内FXに比べると大きな取引ができます。
ただし、これは日本円やドルなど法定通貨でのFXの場合です。
仮想通貨FXの場合は、レバレッジは数十倍までと制限されているケースが多いため、ハイレバレッジでの取引は難しいでしょう。
③日本語サポートが不十分な海外FX業者もいる
3つ目は、日本語のサポート体制が不十分な可能性についてです。
海外FX業者の中には、日本語でのサポート体制が不十分な業者も多くあるため、注意が必要です。
サイトでは日本語表記があったとしても、いざトラブルが発生したときやサポートへ連絡をしたいとき、スムーズなやり取りができない可能性があります。
そのため、早くトラブルを解決したいにも関わらず、日本語でのやり取りが難しく、なかなか解決しないことがあります。
英語がわかる人であれば問題ありませんが、そうでない場合は日本語でのサポート体制が整っている海外FX業者を利用しましょう。
仮想通貨・ビットコインFXでおすすめの海外FX業者5選
ここからは、海外FXで仮想通貨・ビットコインFXを行うのに、おすすめの業者5社をご紹介します。
どの業者もビットコインをはじめとする仮想通貨FXができる海外FX業者ですが、それぞれメリット・デメリットが存在しています。
たとえば、約定力は高く、出した注文が通りやすいという業者である一方、取り扱い銘柄(通貨ペア)が少なくバリエーションがないなどが挙げられます。
自分が仮想通貨FXでどのような取引をしたいのかを考え、優先すべき事項を満たした業者を選ぶと良いでしょう。
BigBoss(ビッグボス)
最大レバレッジ | 50倍 |
取引可能銘柄 | 30通貨ペア |
スプレッド | スタンダード口座:1.6pips~ |
取引ボーナス | 取引10万ドル分につき5ドル相当 |
取引手数料 | 無料 |
約定力 | 速い(NDD方式/Equinix社のサーバー採用) |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン諸島 |
日本語サポート | あり:日本語サポート体制が充実 |
取引ツール | MT4 |
資金管理方法 | 分別管理 |
BigBossの特徴
まずご紹介するのは、BigBoss(ビッグボス)です。
海外FX業者のBigBossは、仮想通貨(暗号資産)のCFD取引可能銘柄が30通貨ペアあり、とても豊富なラインナップとなっています。
5倍や10倍というレバレッジが多い海外FX業者の中でもレバレッジは50倍と高く、ハイリターンを狙いたい人や資金が少ない人にとって魅力的です。
以前は含まれていませんでしたが、BigBossの仮想通貨CFDは2021年10月よりパワーアップしたため、仮想通貨CFD取引も取引ボーナスの対象に含まれるようになりました。
仮想通貨の取引を重ねながら、コツコツと取引ボーナスをゲットできるのも大きな魅力です。
もちろん、24時間365日いつでも取引可能で、わずか3分で口座開設が完了する点も大きなメリットになっています。
気になる取引コストですが、取引手数料は無料、世界規模の有名な仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)、BitMex(ビットメックス)、Bybit(バイビット)などと比較しても、世界ナンバーワンの水準と言えます。
暗号通貨CFDのスプレッドは海外FXの中でも圧倒的に狭く、大きなメリットです。
仮想通貨を保有するための「ウォレット」を設定する手間や、仮想通貨を別の場所で買っておくなどの手間もかからず、いつでもMT4で取引ができるようになっています。
また、取引の透明性が高いNDD方式を採用していることや、安定性に定評のあるEquinix社のサーバーを採用しているため、約定力が高い点もトレーダーからの支持を集めているポイントです。
顧客から預かった資金と、BigBoss側の資金は別々の口座で管理する「分別管理」にしているため、万が一のことを考えても安心して利用できるでしょう。
入出金についても、海外FX業者によくある海外銀行のみの対応ではなく、国内銀行に対応している点も魅力です。
30通貨ペア対応やレバレッジ50倍などサービス充実
BigBossでは、2021年10月からさらにサービスが充実しています。
特に、暗号通貨CFDのサービスがバージョンアップしており、これから仮想通貨FXにチャレンジしたいと考えている人は必見です。
バージョンアップしたポイントは次の4つ。
- 取引可能銘柄が30通貨ペアに増加
- レバレッジは20倍から50倍にアップ
- 取引手数料が1ロット片道0.2%から無料に
- 暗号通貨CFDも取引ボーナスの対象に
海外FXで仮想通貨・ビットコインFXを始めようと考えている人は、今がお得です。
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暗号通貨CFD取引ボーナス4倍キャンペーン│BigBoss
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関連記事:ビットコインFXとは?仮想通貨FXを提供するBigBossを検証してみた
iFOREX(アイフォレックス)
最大レバレッジ | 10倍 |
取引可能銘柄 | 20通貨ペア |
スプレッド | 0.41pips~ |
取引ボーナス | 入金・キャッシュバックボーナスあり |
取引手数料 | 無料 |
約定力 | 普通(DD方式) |
金融ライセンス | イギリス領バージン諸島 |
日本語サポート | あり:電話やメールなど可能で充実 |
取引ツール | FXnet トレーダー |
資金管理方法 | 分別管理 |
iFOREXの特徴
iFOREX(アイフォレックス)は海外FX業者の中でも25年という歴史のある業者で、信頼性が高いという特徴があります。
仮想通貨CFDのレバレッジは10倍と、BigBossに比べて低いものの、海外FX業者の中でも安定したところを使いたいという人におすすめです。
取引できる銘柄は、ビットコイン(BTC)をはじめイーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、ポルカドット(DOT)など20種類のアルトコインがあります。
また、出金が速いと定評があり、海外FXで懸念される不当な出金拒否をされる心配もありません。
トレードの機能面でも、ゼロカットシステムを採用していることや、取引手数料がかからないことなどさまざまなメリットがあります。
ただし、iFOREXはDD方式を採用している点に注意しましょう。
DD方式は、NDD方式とは違ってすべての注文をインターバンク市場に流すわけではありません。
時には、iFOREXとの取引になってしまう可能性があり、その際にはトレーダーにとって不利な内容で注文が成立してしまうことも考えられます。
歴史が長く安定性の高い海外FX業者ではありますが、注意点も少なからずあると考えておきましょう。
FxPro
最大レバレッジ | 20倍 |
取引可能銘柄 | 30通貨ペア |
スプレッド | 0.6pips~ |
取引ボーナス | なし |
取引手数料 | 無料 |
約定力 | 速い:NDD方式・Equinix社のサーバーを採用 |
金融ライセンス | イギリス、キプロス、バハマなど |
日本語サポート | あり:ただし、サイト内表示を含め質は低い |
取引ツール | MT4・MT5 |
資金管理方法 | 分別管理 |
FxProの特徴
FxProは、2006年に設立されたイギリスの海外FX業者です。
今では世界各地の金融ライセンスを取得しており、安心して仮想通貨FXができると言えます。
ただし、FxProには日本語表記があるものの、一部で文章が乱れている部分が見られます。
サポートへの問い合わせも日本語が完全に通じるものではないため、問い合わせる際には余裕を持って対応しましょう。
アルトコインの種類も充実しており、約定力も高いため、さまざまな通貨ペアを取引したい人にはおすすめです。
また、MT4・MT5ともに利用できることや、両建て、スキャルピングなどの取引にも制限がないため、さまざまな取引形態に対応しているのもメリットと言えるでしょう。
easyMarkts(イージーマーケット)
最大レバレッジ | 20倍(ビットコインのみ30倍) |
取引可能銘柄 | 6通貨ペア |
スプレッド | 固定:0.0035USD~ |
取引ボーナス | 入金ボーナスあり |
取引手数料 | なし |
約定力 | 高い(スリッページなし) |
金融ライセンス | キプロス、セーシェル、イギリス領バージン諸島など |
日本語サポート | あり |
取引ツール | MT4 |
資金管理方法 | 分別管理 |
easyMarketsの特徴
easyMarketsは、2001年に創設された海外FX業者です。
ビットコイン取引の場合、easyMarketsのアプリと連動させてさまざまな取引が可能で、取引に利用できる機能が多いことも特徴です。
たとえば、一時的にレートをフリーズ(固定)させて取引ができる「フリーズレート」や、手数料を支払って取引をキャンセルできる「ディールキャンサレーション」など、他の海外FX業者では見られない機能があります。
日本ではまだ馴染みの薄い海外FX業者ではありますが、機能面や業者としての信頼性が高いことが特徴でもあります。
さまざまな金融ライセンスを取得していることや、リスク管理、資金管理に力を入れていること、そしてサッカーのレアルマドリードの公式パートナーであることからも、安心して利用できる海外FX業者のひとつと言えるでしょう。
仮想通貨FXでひとつデメリットとして挙げるのであれば、取引銘柄が少ないことです。
ビットコインを含めて6種類のため、マイナーなアルトコインを取引したい人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
TradersTrust(トレーダーズトラスト)
最大レバレッジ | 5倍 |
取引可能銘柄 | 15通貨ペア |
スプレッド | 0.2pips~ |
取引ボーナス | 口座開設・入金ボーナスあり |
取引手数料 | 無料 |
約定力 | 高い:NDD方式・Equinix社のサーバーを採用 |
金融ライセンス | バミューダ共和国 |
日本語サポート | あり:日本人によるサポートあり |
取引ツール | MT4 |
資金管理方法 | 分別管理 |
TradersTrustの特徴
TradersTrust(トレーダーズトラスト)は2009年に設立された海外FX業者で、約定スピードに定評があります。
他の海外FX業者では禁止されているスキャルピングや、EA(自動売買ツール)、両建て取引などの制限もなく、幅広い取引が可能です。
口座開設によるボーナス付与や、入金後のボーナス付与もあるため、これから海外FXで取引をしようと考えている方におすすめの海外FX業者と言えるでしょう。
また、魅力的なのは日本人サポートがあることです。
時間は限られますが、平日は日本人によるチャットやメールなどで連絡ができるため、万が一のトラブル発生時にも日本語で対応してもらえるという安心感があります。
iFOREXなど歴史の長い海外FX業者に比べると知名度は劣りますが、機能面や使いやすさには定評があり、約定スピードも速いため使うメリットは多いと言えるでしょう。
仮想通貨FXを行う海外FX業者を選ぶポイント5つ
最後に、仮想通貨FXを行う海外FX業者の選び方について5つのポイントをご紹介します。
海外FX業者を選ぶ際、レバレッジに目が行きがちですが、そのほかにも取引手数料などの取引コストの有無、FX業者自体の信頼性などもチェックしておきましょう。
①取引コスト(スプレッドや取引手数料など)
取引をする前に必ずチェックしておきたいのが、取引コストです。
取引をするたびにかかる必要経費ですが、あまり取引コストが高い海外FX業者を選んでしまうと、いくら利益が出ても目減りしてしまいます。
スプレッドが広い、取引手数料が高いなど、取引コストがかさむと損をしてしまう可能性もあるでしょう。
実際に取引した場合を想定し、取引コストも考えて海外FX業者を選ぶようにしましょう。
また、取引ごとにもらえる「取引ボーナス」を付与している海外FX業者もあります。
取引ボーナスがあると取引コストを抑えられるので、おすすめのポイントです。
②約定力
海外FX業者の約定スピードが遅かったり、取引の透明性が低かったりすると、トレーダーの注文どおりの取引ができずに、損をしてしまう可能性が高まります。
これを防ぐためにも、トレーダーの注文を直接インターバンク市場に流している「NDD方式」を採用しているかどうかを確認しておきましょう。
また、海外FX業者が採用しているトレーディングサーバーも重要です。
安定したサーバーを選んでいる海外FX業者は多くの注文が入ったときにトラブルが発生せず、スムーズに処理できるためです。
特に、Equinix社のサーバーは世界中の金融機関で利用されており、信頼性や安定性で評判が高くなっています。
③金融ライセンス
金融関連事業を営むために、その国・地域などで必要になる許可を「金融ライセンス」と言います。
金融ライセンスを取得している海外FX業者は審査を受けてクリアしているため、一定の安全性や信頼性があると言えます。
利用を検討している海外FX業者が、金融ライセンスを取得しているかどうかを確認しておきましょう。
④顧客資金の管理方法
FX業者は、顧客の資金を守る制度として「信託保全」や「分別管理」に対応している場合があります。
FX業者が万が一破綻ということになった場合、預けていた顧客の資産がどうなるのかを確認しておきましょう。
⑤日本語サポート体制の充実度
海外FX業者の中には、日本語サポート体制が不十分な業者もあるので注意が必要です。
特に、英語に不慣れな人は必ず確認しておきましょう。
サイト自体が日本語表記に対応している場合でも、メールやチャットなどの問い合わせは日本語で対応可能かなど、サポート体制を事前に確認する必要があります。
※仮想通貨FXを行う海外FX業者を選ぶポイントについて、詳しい解説はこちら↓から。
関連記事:海外FXの初心者向け業者3選!始め方や業者選びのポイント
まとめ
海外FXでは、日本円・ドル・ユーロといった通貨でのFXだけでなく、ビットコインなどの仮想通貨を使ったFX取引を行えることがわかりました。
海外FXであれば、トレーダーに負担がかからないゼロカットシステムや、透明性の高いNDD方式を採用しているため、借金や不利な約定などのリスクが低いメリットがあります。
ただし、ビットコインなどの仮想通貨は、価格変動(ボラティリティ)がとても激しいため、多額の損失が出るおそれもあり、注意しなければなりません。
海外FX業者を選ぶ際には、レバレッジだけでなく、取引コストや約定力、金融ライセンスの有無、万が一に備えた日本語サポート体制などもチェックしておきましょう。
これらの観点から、仮想通貨FXにチャレンジするならBigBoss(ビッグボス)がおすすめです。
【海外FXを始めるならBigBossがおすすめ】
- 仮想通貨FXなら最大50倍のハイレバレッジ
- 海外FXの中で圧倒的に狭い水準のスプレッド
- 取引コストは世界No.1の水準
- 取引可能銘柄は30通貨ペアと豊富
- 追証なしのゼロカットシステム採用で安心
- 取引手数料は無料でお得
- 取引ボーナスあり(期間限定でボーナス4倍キャンペーン実施中!)
- 最短3分で口座開設完了
- 国内銀行の入出金可能で便利
- 日本語対応サポート体制も充実
仮想通貨ならではのリスクや注意点をしっかりと理解した上で、仮想通貨FXにチャレンジしてみましょう。