海外FXではゼロカットシステムを導入しているため、含み損を多く抱えても追証を請求されません。
借金を背負うリスクがないので、ハイレバレッジの取引もしやすいといえます。
とはいえ、FXのやり方を間違えれば、海外FX業者を利用しても借金を背負うリスクがあるので注意してください。
この記事では、
- 海外FXが借金を背負わなくて済む理由
- 借金を背負ってしまう4つのケース
- 大きな損失が発生した過去の事例
について詳しく解説します。
この記事を読めば、FXで借金を抱えるリスクはかなり減るでしょう。
「FXはなんとなく怖い」と感じている方に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
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海外FXならハイレバレッジで取引をしても借金を負わなくて済む
海外FXを利用した場合、ハイレバレッジで取引をしても借金を負う必要がありません。
海外FX=レバレッジが高いため危険、と考える方もいますが、借金を負うリスクがない以上、むしろ国内FXよりもリスクが低いといえるでしょう。
ではなぜ海外FXは借金を負う必要はないのでしょうか。その理由について解説します。
追証がない
海外FXには追証がありません。追証とは、含み損が拡大し証拠金維持率が一定の水準以下になった際に、追加で証拠金を求められること。
まれに為替市場では急激な価格変動が発生し、自分で設定したロスカットや海外FX業者による強制ロスカットが発動しないケースもあります。
国内FXでは、追証を請求されるので、支払いができなければ借金を背負うことになります。
しかし海外FXは、追証一切請求されないので、損失は入金した金額に限られます。追証のない海外FX業者を利用した場合、借金を背負うリスクはありません。
ゼロカットにより業者がマイナス分を負担してくれる
海外FXでは、急激な含み損の拡大により口座残高がマイナスになる時もありますが、ご安心ください。
追証のない海外FX業者ではゼロカットシステムが採用されています。
ゼロカットシステムが採用されているFX業者では、数日待つか海外FX業者のサポートに連絡を取れば、口座残高をゼロに戻してくれます。
ゼロカットする金額に限度額はありません。
数万円でも数百万円でもゼロカットは発動するので、多少ハイリスクなトレードをしても、入金した金額以上の損失は発生しないでしょう。
【要注意】海外FXで借金を負ってしまう4つケース
海外FXでは追証がないため、大損する可能性はありますが、借金を背負うリスクはありません。
海外FXで借金を背負うとすれば以下のいずれかの理由です。
- 借金をしたお金でトレードをした
- 追証がある海外FX業者だった
- FX業者が一方的にゼロカットの適用を拒否した
- 不正な取引をしたため、ゼロカットが適用されなかった
順番に解説します。
1. 借金をしたお金でトレードをした
トレードの資金が足りないからと、消費者金融や銀行カードローンなどからお金を借りていたとします。
この状況でトレードに負けて証拠金の全額を失っても、借金は返済しなければなりません。
特に海外FXはレバレッジが高いため、多くのポジションを保有できます。短期間で大損するおそれもあるため、注意してください。
2. 追証がある海外FX業者だった
海外FXでは追証なしの業者がほとんどですが、一部追証を請求する業者もあります。
追証を請求する行為は、各国のルールやFX業者の考えもあるので一概に悪くありません。
とはいえ、しかし追証があるFX業者でトレードすると、時には数百万円以上の資金の入金を求められます。
また、強制ロスカットが発動しなかったとしても、損失の無効を訴えるのは難しいでしょう。
なぜなら口座開設時にFX業者と結ぶ契約書で、不測の事態により強制ロスカットが発動しなくてもその責任はトレーダー側にあるという内容で合意しているからです。
自分の設定したロスカットやFX業者の強制ロスカットが発動しなくても、トレーダー自身の責任になるので注意してください。
3. FX業者が一方的にゼロカットの適用を拒否した
多くの海外FX業者ではゼロカットシステムを導入しており、追証は請求されません。
しかし、中には公式サイトなどに「ゼロカットあり」と記載しておきながら、追証を請求する業者もあります。
2015年のスイスフランショックが発生した際、FXDDはゼロカットの適用を拒否し、追証請求したため大きな批判を浴びました。
スイス絡みの通貨ペアを保有していた一部のトレーダーは、多額のお金を入金しなければならない状況になりました。
4. 不正な取引をしたため、ゼロカットが適用されなかった
海外FX業者では、以下のような一部のトレード手法を禁止しています。
- 裁定取引(アービトラージ)
- 価格の遅延を狙った取引
- 経済指標発表時の急激な価格変動を狙った取引
- ボーナスは悪用した両建て手法
- 週明けの窓開けや窓埋めを狙ったトレード
禁止されているトレードをすると、利益が没収されたり口座凍結をされたりするおそれがあります。
そうなると、2度とそのFX業者では取引ができないので注意が必要です。
実例をもとにFXで大損した場合の損失をシミュレーション!
FXのトレードをした経験があまりない場合、借金をするといってもイメージがわかないのではないでしょうか?
そこで過去10年の間に発生した実例をもとに、海外FXでトレードをしたときに、どのくらい損失が発生するのか解説します。
- スイスフランショック
- フラッシュクラッシュ
- トルコリラエルドアンショック
詳しく解説します。
1. 2015年のスイスフランショックは万円の損失
2015年のスイスフランショックでは、為替市場は始まって以来の大幅な暴落が発生しました。
当時スイス国立銀行が対ユーロ上限を設けていたため、ユーロスイスのレートは1.2ユーロ前後で動いていました。
ところが1月15日突如スイス国立銀行がその上限を撤廃したため、わずか数時間で1.26から0.980まで暴落しました。
この下落は、ドル円に例えると1ドル120円が1時間で98円まで下落するほどのインパクトです。
仮にユーロスイスの買いポジションを1ロット保有していた場合、220万円の損失が発生しています。
また、当時はスイス国立銀行の対ユーロ上限があることを理由に、1.2ユーロ前後で細かく売買しているトレーダーも多くいました。
もし100ロットでトレードしていた方は、2億円以上の損失が発生していたでしょう。
2. 2019年のフラッシュクラッシュは万円の損失
次に説明するのが2019年の1月3日に発生したフラッシュクラッシュです。
この時は早朝のわずか5分前後で108円台から一気に104円台まで暴落しました。
1ロットの買いポジションを保有していたケースでは、40万円の損失です。ドル円は日本人に最も人気のある通貨ペアなので、多くの方が損失を抱えました。
3. 2021年のトルコショックは万円の損失
最後に解説するのがトルコショックです。2021年の3月に発生したトルコショックでは、1トルコリラ15円台から12円台まで急落しました。
買いポジションを保有していた場合、30万円の損失が発生しています。
トルコリラは高金利通貨のため、国内FXではスワップポイント目的でトレードをした方がたくさんいました。
そのため、この暴落による影響を受けた方も多くいたようです。
このように為替の世界では数百pips以上の暴落が発生するため、国内FXで取引をしていると借金を背負うリスクも考えなくてはなりません。
しかし海外FXであればゼロカットにより、その負担は入金額までに限られます。
海外FXで借金を作らないために注意すべき3つのポイント
海外FXを利用していても、借金を作ってしまう可能性があります。
借金を作らないためには以下の3点に注意してトレードしてください。
- 禁止されているトレード手法を確認しておく
- トレードに使うお金は余剰資金に限る
- 口座開設前に金融ライセンスや評判などを確認する
どのポイントも重要なので必ず把握しておきましょう。
1. 禁止されているトレード手法を確認しておく
海外FX業者では、規約や公式サイトに禁止されているトレード手法について明記しています。
あらかじめどのようなトレード手法が禁止されてるのか必ず確認しておいてください。
禁止されているトレード手法を使うと、ゼロカットの適用外になるだけでなく、利益が出たとしても出金拒否をされます。
なぜなら、禁止されているトレード手法の多くは、トレーダーにとっては必勝法に近いですがFX業者にとっては大損する行為だからです。
禁止行為がバレて口座凍結されると、2度とその業者で取引できなくなるので注意してください。
2. トレードに使うお金は余剰資金に限る
借金をしないためには余剰資金でトレードしましょう。軍資金が足りないからと消費者金融や銀行カードローンなどでお金を借りてトレードをしても、すぐに溶かしてしまいます。
トレードはメンタルがとても重要なので、借金を元手にトレードしても勝つのは不可能です。
また借金をしなくても、生活費などなくなって困るお金でトレードするのはやめましょう。
3. 口座開設前に金融ライセンスや評判などを確認する
全ての海外FX業者で追証を請求されないわけではありません
特に、勝手な都合でゼロカットの適用を拒否するFX業者もあります。
そのような業者に当たらないためには、信頼性の高い金融ライセンスを取得しているかどうか確認してください。
またFX業者の評判を確認して、過去に出金拒否などのトラブルを起こしてないかもチェックする必要があります。
金融ライセンスを取得しており、出金拒否などのトラブルもない業者であれば、ゼロカットの適用を拒否されることはほとんどありません。
まとめ:海外FXは借金のリスクが少ないのでおすすめ
多くの海外FXではロスカットシステムが採用されているため、追証を請求されません。
国内FX業者のように借金を負うリスクはないので、安心して取引ができます。
しかし禁止されている行為を行ったりお金を借りてトレードをしたりすると、海外FXでも借金を抱える可能性があります。
また、ゼロカットの適用を拒否されない信頼性の高いFX業者を選ぶ必要があります。
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出金拒否などのトラブルが起きた事例もなく、安心して利用できるでしょう。
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