海外FXはロスカットされにくい? 業者ごとに含み損に耐えられる値幅を比較!

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海外FXでトレードをする際、どのような状況になると強制ロスカットされるのかは必ず把握しておかなければなりません。

強制ロスカットとは、証拠金維持率が一定の基準まで低下した際に、FX業者があなたの保有しているポジションを強制的に決済する方法です。

海外FXは国内FXよりもレバレッジが高く証拠金維持率も低いため、強制ロスカットはされにくいといえます。

とはいえ、これからFXを始める方や海外FXが初めての方は、どうすれば強制ロスカットを避けられるのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

  • 海外FXが国内FXよりも強制ロスカットが発生しにくい理由
  • FX業者ごとの強制ロスカットされるリスクの比較
  • FX業者ごとの強制ロスカットされるまでの値幅

について詳しく解説します。

強制ロスカットされないための方法についても解説するので、この記事を読めば、大損を恐れる必要がなくなります

これから海外FXの取引を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

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海外FXが国内FXよりも強制ロスカットが発生しにくい理由

FXで代表的な大損のパターンは、含み損が拡大して、保有ポジションが強制ロスカットされるケースです。

したがってFXで長期間稼ぎ続けるためには、強制ロスカットを避けなければなりません。

一般的にFXでは、レバレッジが高いほど大損する可能性が高いといわれています。

ところが、レバレッジの高い海外FXの方が、国内FXよりもポジションが強制ロスカットされる可能性が低いのが現状です。

そこで、なぜ海外FXの方が強制ロスカットに遭う可能性が低いのか解説していきます。

レバレッジが高いので必要証拠金が少なく済むから

海外FXの方が強制ロスカットになる可能性が低い理由は、レバレッジが高いからです。

以下は海外FX業者と国内FX業者のレバレッジを比較した表です。

FX業者 最大レバレッジ
国内FX業者 一律25倍
XM 888倍
BigBoss 999倍
GEMFOREX 1,000倍
Axiory 400倍
LAND-FX 500倍

レバレッジが高い=トレードする際に必要な証拠金が少なく済みます。そのため、ロット数を抑えてトレードすれば、リスクを低くできます。

以下の表は国内FXとGEMFOREXでトレードした際に、強制ロスカットされるまでの身幅です。なお証拠金は10万円、同じロットで買い注文をしたと仮定します。

国内FX GEMFOREX
レバレッジ 25倍 1,000倍
ドル円2ロットの証拠金※ 8万円 2,000円
強制ロスカットされるまでの値幅 300pips(97円まで下落) 498pips(95.02円まで下落)

※1ドル100円の時

国内FXの必要証拠金は8万円も必要になるため、強制ロスカットされるまでの値幅は300pipsです。

一方、GEMFOREXの必要証拠金はわずか2,000円。必要証拠金が少ない分、余剰証拠金が増えるので、国内FXよりも大きな含み損に耐えやすくなります

もちろん必要証拠金が少ないからとたくさんのロット数で取引をすれば、大損するリスクは高くなるでしょう。

しかし、このケースのようにロット数を落とせば、海外FX業者の方が強制ロスカットされにくく安全といえます。

強制ロスカットされる証拠金維持率が低いから

もう一つの理由は、海外FXの方が強制ロスカットされる証拠金維持率が低いこと。

FX業者 強制ロスカットされる証拠金維持率
DMMFX 50%
GMOクリック証券 50%
XM 20%
BigBoss 20%
Axiory 20%
iFOREX 0%

国内FXでは、証拠金維持率が概ね50%以下になるとポジションが強制ロスカットされます。

一方で海外FXを利用すると、ロスカットされる証拠金維持率は概ね20%です。iFOREXに至っては0%なので、かなりの含み損にも耐えられるでしょう。

証拠金維持率が低いほど強制ロスカットに遭う確率も下がるため、海外FXの方が大損する確率は低いといえます。

とはいえ、すぐに強制ロスカットされない分、含み損は拡大します。そのため、強制ロスカット時の損失は海外FX業者の方が多くなるので注意してください。

海外FXごとにロスカットに耐えられる値幅を解説!

海外FX業者によって、最大レバレッジやロスカットされる証拠金維持率は変わります。

当然同じ条件でトレードしても、ロスカットに耐えられる値幅も変わってくるので注意しなければなりません。

そこでスキャルピングとスイングトレードに分けて、それぞれの業者ごとにロスカットに耐えられる値幅がどのくらい変わるのか解説します。

スキャルピングの場合

スキャルピングで稼ぐためには、大きなロットで取引をする必要があります。

以下の条件で強制ロスカットされるまでの値幅について比較してみましょう。

  • 証拠金10万円
  • 取引ロットは10ロット
  • 取引通貨はドル円
  • 1ドル113.6円
  • 買い注文
FX業者 最大レバレッジ ロスカットされる証拠金維持率 耐えられる値幅(ロスカットされる価格)
XM 888倍 20% 97pips
(112.66円)
BigBoss 999倍 20% 98pips
(112.65円)
TitanFX 500倍 20% 95pips
(112.68円)
Axiory 400倍 20% 94pips
(112.69円)
iFOREX 400倍 0% 98pips
(112.65円)
Tradeview※ 200倍 100% 43pips
(113.20円)

※最大レバレッジの低いILC口座を使った場合

ここで挙げたFX業者の中で一番ロスカットされにくいのは、BigBossとiFOREXです。

BigBossはこの中ではレバレッジが高く、iFOREXはロスカットされる証拠金維持率が低いからです。

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sスイングトレードの場合

次にスイングトレードで取引をした例を解説します。

スイングトレードは、長期間ポジションを保有して多くのpips獲得を狙うため、ロット数を大きくすると大損しやすくなります

スキャルピングよりもロットを落とした条件で強制ロスカットされるまでの値幅を比較してみましょう。

  • 証拠金10万円
  • 取引ロットは2ロット
  • 取引通貨はドル円
  • 1ドル113.6円
  • 買い注文
FX業者 最大レバレッジ ロスカットされる証拠金維持率 耐えられる値幅(ロスカットされる価格)
XM 888倍 20% 497pips
(108.67円)
BigBoss 999倍 20% 498pips
(108.66円)
TitanFX 500倍 20% 495pips
(108.68円)
Axiory 400倍 20% 494pips
(108.69円)
iFOREX 400倍 0% 500pips
(108.64円)
Tradeview※ 200倍 100% 443pips
(109.20円)

※最大レバレッジの低いILC口座を使った場合

デイトレードの時は、ロスカットを抑えれば、強制ロスカットに耐えられる値幅は大幅に伸びます。

強制ロスカットに耐えられる、値幅に余裕のあるFX業者はiFOREXです。証拠金維持率が0%なので、その分他の業者よりも大損しにくいといえます。

とはいえ、Tradeviewを除けば、他の業者も大差はありません。海外FX業者を利用すれば強制ロスカットに遭うリスクは低いでしょう。

海外FXではゼロカットがあるので、強制ロスカットしても追証は発生しない

海外FXは国内FXとは異なり含み損が増え、口座残高がマイナスになっても追証を請求されません。

そして、時間が経つかもしくはサポートに連絡をすることで、口座残高をゼロに戻してくれます。

この制度はゼロカットと呼ばれており、海外FX独自の制度です。借金を背負うリスクがないので、多少レバレッジが高いトレードをしても、損失を限定できます。

強制ロスカットによる大損を避けるための方法

FXをするなら、できるだけ強制ロスカットは避けなければなりません。

ではFXでポジションが強制ロスカットされないようにするにはどうすればよいのでしょうか。

  1. ロット数を抑える
  2. 証拠金維持率は低く保つ
  3. 余剰資金でトレードする

順番に見ていきましょう。

1. ロット数を抑える

含み損が大きく膨らむと、強制ロスカットされる確率が高くなります。

急激に相場環境が変化しても、含み損の増加するスピードを抑えれば、強制ロスカットはされません。

つまり、強制ロスカットを抑えるためにはロット数を抑える必要があります。

例えば0.1ロットと10ロットでトレードした場合では、含み損の増加するスピードが大きく変わります。

ロット数 10pips負けている時の含み損 100pips負けている時の含み損
0.1ロット 1,000円 1万円
10ロット 10万円 100万円

特に資金が少ない場合、ロット数を抑えてトレードしなければ、あっという間に強制ロスカットにかかるリスクが高くなります

大損を避けていれば、何度でもチャンスがあるので、焦らず小さめのロット数で取引しましょう。

2. 証拠金維持率は高く保つ

海外FXでは、証拠金維持率が概ね20%前後まで落ちると強制ロスカットされます。そのため、できるだけ証拠金維持率は高く保たなければなりません。

短期のトレードか長期のトレードかによって、適正な証拠金維持率は変わります。

証拠金維持率は最低でも500%ぐらいをキープし続ければ、強制ロスカットされるリスクはありません

何度も証拠金維持率が500%を割るのであれば、ロット数を抑えるか追加の資金を入金してください。

証拠金維持率の仕組みや維持率を高くキープするコツはこちら!

3. 余剰資金でトレードする

どんなに注意してトレードをしていても急激に含み損が拡大し、強制ロスカットに遭うケースはあります。

証拠金維持率が著しく低下すると、追加で証拠金を入金しなければ、大損をしてしまいます。

そのため普段から余剰資金でトレードするようにしましょう。資金に余裕があれば、ピンチになった時に躊躇なく追加料金ができます。

トレードを始める際は、いきなりトレード資金の100%を全額入金するのではなく、20〜30%ぐらいの資金を入金しましょう。

まとめ:海外FXはロスカットに注意すれば大きく稼げる

海外FXはレバレッジが高いのでロスカットに注意さえすれば大きく稼げる可能性があります。

ひとたび強制ロスカットされてしまうと、あなたにトレード資金を用意しなければなりません。

普段から資金量に見合わないロット数でのトレードは控えてください。そして、なるべく強制ロスカットされにくいFX業者を選びましょう

海外FXの中でロスカットされにくいおすすめの業者はBigBoss!

BigBossのレバレッジは999倍と高く、強制ロスカットされる証拠金維持率も20%とかなり低めです。

その他に1ロットの取引ごとにボーナスがもらえるので、さらに強制ロスカットされるリスクを抑えられるでしょう。

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