海外FXの入出金方法を総まとめ!手数料やメリット・デメリットも解説!

海外FX関連記事

海外FXはさまざまな入金や出金方法に対応しています。ただ、口座へ反映・着金までのスピードや手数料などは大きく変わります。

そのため、自分に合った方法を選ばなければ、余計な手数料を支払ったり、手続きに時間がかかったりするので注意が必要です。

そこで本記事では、

  • 海外FX業者で主に採用されている入出金方法
  • それぞれの方法の手数料や口座反映スピード
  • 入出金の手続き時の注意点

などを解説します。

この記事を読めば、どの方法で入出金すれば便利なのかわかり、出金拒否に悩まされることもありません。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

海外FXの入出金方法は主に6つ

海外FXでは、さまざまな入金方法に対応しています。

ただ、国内FXとは違い、たびたび入出金方法が変わるので注意が必要です。

1年経つだけで、これまで使えていた方法が使えなくなったり、新しい入出金方法に対応していたりします。

また、海外FXを利用するのは、日本人だけではありません。世界中のトレーダーもいるので、日本ではなじみのない方法も利用できます。

海外FXで主に採用されている入出金方法は以下の6つです。

  1. 国内銀行送金
  2. 海外銀行送金
  3. クレジットカード・デビットカード送金
  4. bitwallet送金
  5. STICPAY送金
  6. 仮想通貨

順番に、それぞれの方法の仕組み、メリットやデメリットについて見ていきましょう。

1.手続きが簡単な「国内銀行送金」

国内銀行送金は、海外FX業者の指定する日本国内の銀行口座や決済代行サービス会社の口座へ振り込む方法です。

国内銀行へ振り込みを行うので、日常的に行っている銀行口座への振り込みと同じように手間はかかりません。

もちろん、振込手数料しか取られないので、安心して利用できます。

とはいえ、入金した金額が海外FX業者の口座に反映されるためには、業者側の事務処理もあるので、指定する時間を過ぎれば翌営業日まで待たなければなりません。

また、国内銀行から海外FX業者の口座への送金には対応しているものの、海外FX業者から日本の銀行口座への出金はできないケースがほとんどです。

その理由は、マネーロンダリングや脱税の防止を目的とした金融庁の圧力があるからです。

そのため、国内銀行口座への出金に対応している海外FX業者は、2021年6月現在でわずか6社のみ。

今後も、国内銀行口座への出金に対応する業者は増えないでしょう。

国内銀行送金の対応業者と手数料・所要日数

国内銀行送金の対応業者や手数料などを以下の表にまとめてみました。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間
XM Trading 対応 無料(1万円以下は980円) 2,500円(出金額40万円超は無料) 30分〜1時間以内
Titan FX 対応 無料 無料 1時間〜1営業日
Traders Trust 入金のみ対応 無料 3営業日以内
Tradeview 入金のみ対応 無料 即日
GEMFOREX 対応 無料 無料 入金確認後即時
FBS 入金のみ対応 入金額の2% 15分〜20分(最大48時間)
BigBoss 対応 無料(5万円未満の場合は1,000円) 2,000円 2営業日〜5営業日

国内銀行送金に対応している業者は多くありません。特に、出金にまで対応している業者は多くないので注意が必要です。

そのため、BigBossやXMのような国内銀行での入出金に対応している業者は貴重です。

国内銀行送金のメリット・デメリット

国内銀行送金で入出金をするメリットは3つあります。

  • 手続きが簡単
  • 口座反映が早い
  • 手数料が安い

国内銀行入金は、国内銀行から、海外FX業者が指定した口座に振り込みだけなので手続きがかんたんです。

出金時も海外FX業者のホームページから必要事項を記入するだけ。

また、国内銀行送金同士のやり取りなので、口座に反映される時間も早めです。

そして、最大のメリットは、手数料が安いこと。入金時・出金時ともに振込手数料くらいしかかかりません。

一方、国内銀行送金のデメリットは、対応している海外FX業者が少ないこと。日本人が利用できる海外FX業者は約30社ほどですが、対応しているのは5社くらいです。

2.コストが高く、口座反映も遅い「海外銀行送金」

海外銀行送金は、国内の銀行口座と海外FX業者が指定する口座(海外)で入出金する方法。海外FX業者から中継銀行を通して、国内の銀行口座まで送金されます。

そのため、中継銀行と受取先の銀行への着金時に手数料として2,000円〜7,000円ほどかかります。

ほとんどの海外FX業者で対応している方法ですが、手数料が高く着金までの時間もかかります。

そのため、多くのトレーダーから敬遠されています。

海外銀行送金の対応業者と手数料・所要日数

以下の表は、海外銀行送金の対応状況や特徴をまとめたものです。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間
XM Trading 出金のみ対応 無料 中継銀行と受取先銀行の手数料(40万円以下の場合2,500円)
Titan FX 非対応
Traders Trust 対応 無料 中継銀行と受取先銀行の手数料 1営業日〜3営業日以内
Tradeview 対応 無料 中継銀行と受取先銀行の手数料(別途35ドル) 3営業日以内
GEMFOREX 対応 無料 中継銀行と受取先銀行の手数料(※)
FBS 非対応
BigBoss 対応 無料(5万円未満の場合は1,000円)
  • 2,000円(日本の銀行)
  • 出金額の0.9%(香港とシンガポールの銀行)
  • 出金額の1.75%(その他の国の銀行)
2営業日〜5営業日

(※)2回目以降、出金額の2%がかかる(20万円以下の場合一律4,500円)

海外銀行送金に対応していない業者は、Titan FXとFBSのみ。ここで紹介していない業者を含めても、対応していない業者を探す方が難しいでしょう。

なお、海外銀行送金が主に使われるのは出金時のみです。

わざわざ手数料がかかり、FX業者への口座反映にも時間がかかるこの方法を、入金時にまで好んで使うトレーダーはいません。

海外銀行送金のメリット・デメリット

海外銀行送金のメリットは、ほぼすべての海外FX業者が対応していることです。一方で、デメリットは、出金する際の手数料が高く着金までに時間がかかること。

海外銀行送金の手続きの際に手数料がかかるのは、中継銀行と受取先銀行への着金時です。

手数料は銀行により異なりますが、2,000円〜7,000円ほどかかります。また、着金までに2営業日〜5営業日と他の方法よりも時間がかかるでしょう。

加えて、海外FX業者側で出金手続きをする際に入力する口座情報はローマ字でなければなりません。

英語に強い苦手意識がある方にはおすすめできない方法です。

3.手数料ゼロ・即入金可能な「クレジットカード・デビットカード」

クレジットカードやデビットカードでの送金は、手数料もかからず、着金も早いためおすすめの方法です。

また、入出金時も金額やカード情報を入力するだけで良いのでかんたんに手続きができます。

ただし、クレジットカードやデビットカードで出金できる金額は、入金した金額まで。利益が出て、入金額以上の金額を出金したい場合は、他の方法で出金しなければなりません。

【入金額以下の出金】ショッピング枠をキャンセルして出金

クレジットカードで入金額以下の出金をする場合、ショッピング履歴のキャンセルにより返金されます。

たとえば、クレジットカードで海外FX業者で5万円入金した場合、支払い日に5万円分が口座から引き落とされます。

なお、カード会社の締日までに出金した場合と締日を過ぎて出金した場合では、やや対応が変わるので注意が必要です。

  • 締日より前に出金した金額:カード会社の支払いの請求額から引かれる
  • 締日を過ぎて出金した金額:後日、出金額がカード会社から返金される

締日より前に2万円出金した場合は、支払い日も3万円(5万円から2万円を引いた)しか請求されません。

ところが、残りの3万円については、すでに請求して支払いがされているので、FX業者から出金されると、カード会社からの返金扱いになります。

特に、返金扱いになった場合、カード会社に登録している銀行口座に返金されるのに2か月以上かかるケースもあるので注意してください。

ここで注意しなければならないのは、クレジットカードに返金されるまでの日数です。通常、カードで出金した場合、着金までの日数は2営業日から5営業日

また、筆者はこの仕組みがわからず、XMTradingに問い合わせをしたことがあります。

カードで入金後、24時間以内に出金をした場合も、返金の反映までに1か月〜2か月かかる可能性があるので注意してください。

このように、クレジットカードから入金額分の出金をした場合、タイミングによっては、返金までに時間がかかります。

【入金額以上の出金】海外送金でなければ出金できない

※入金額以上の金額を出金する際の仕組みを図で解説

では、入金額を超える金額(以降、利益分)の出金をする場合はどうなるのでしょうか?

利益分の出金については、基本的に海外銀行送金で出金を行います。

なぜなら、クレジットカードやデビットカードで、利益分の出金を認めてしまうと、マネーロンダリングや脱税目的で利用される恐れがあるからです。

なお、一部のFX業者では、bitwalletやSTICPAYでも利益分の出金も可能です。

クレジットカード・デビットカード送金の対応業者と手数料・所要日数

以下の表は、クレジットカード・デビットカード送金の対応状況や手数料などをまとめたものです。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間(※)
XM Trading 対応 無料 無料 2営業日〜5営業日
Titan FX 対応 無料 無料 1営業日以内
Traders Trust 入金のみ対応 無料
Tradeview 対応 無料 無料 2か月以内(カード会社により異なる)
GEMFOREX 入金のみ対応 無料
FBS 対応 無料 1ユーロ 5営業日〜7営業日
BigBoss 対応 無料 取り扱いなし 2営業日〜5営業日

(※)締日を過ぎた後に出金した場合、最大2か月以上かかるケースもある

なお、口座反映までの所要時間は、カードの締日前であれば、2営業日〜5営業日で出金できます。

しかし、締日を過ぎた場合は、カード会社により反映時期が変わります。長ければ2か月以上かかるケースもあるので注意しましょう。

クレジットカード・デビットカード送金のメリット・デメリット

クレジットカードやデビットカード送金のメリットは、2つあります。

  • 手数料が無料
  • 着金が早い

通常クレジットカードを使った場合、手数料がかかりますが、ほとんどのFX業者はその手数料を負担してくれます。

したがって、トレーダーはクレジットカードなどで入出金しても手数料を取られません。

また、着金までの時間も比較的早いので、便利な方法です。

しかし、以下のようなデメリットもあるので注意してください。

  • カード会社によっては使えないこともある
  • 利益分の出金ができない

まず、クレジットカードやデビットカードのブランドによっては、入出金に対応していないあるいは入金のみ対応しているFX業者があります。

特に、VISAやMastercard以外のカードを使う場合は、注意してください。加えて、海外FX業者との取引を敬遠しているカード会社は、入出金に使えません。

クレジットカードやデビットカードは、利益分の出金にも対応していないので、ほかの方法で出金するしかありません。

4.手数料が割安な「bitwallet」

bitwalletとはオンラインウォレットの一つ。手数料が安く着金も早いため、海外FXでは重宝されている方法です。

また、銀行口座やクレジットカードと連携できます。

海外FX業者とbitwallet間の手数料はかからないケースが多く、bitwalletと銀行口座やクレジットカード間の手数料も安く済みます。

そのため、海外銀行送金で出金するよりもはるかに便利です。

また、bitwalletのアカウントを登録しておけば、複数の海外FX業者間の資金移動もかんたんにできるようになるので、資金管理も楽になるでしょう。

bitwallet送金の対応業者と手数料・所要日数

以下の表は、主な海外FX業者のbitwallet送金の対応状況や手数料などをまとめたものです。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間
XM Trading 対応 無料 無料 1営業日以内
Titan FX 対応 無料 無料 即時
Traders Trust 対応 無料 無料 1営業日
Tradeview 対応 無料 1ドル 1営業日以内
GEMFOREX 非対応
FBS 対応 無料 無料 即時
BigBoss 対応 無料 無料 1営業日〜5営業日

bitwalletは多くの海外FX業者に対応しています。

口座反映までの所要時間もおおむね1営業日以内なので、すぐにお金が必要なケースでも安心して利用できます。

bitwallet送金のメリット・デメリット

bitwallet送金のメリットは、2つあります。

  • 手数料が安い
  • 着金も早い

bitwalletの最大のメリットは手数料が安いこと。また、入出金時とも手数料無料のFX業者がほとんどなので、手軽に利用できます。

一方で、オンラインウォレットの作成に30分前後の時間がかかるため、やや面倒かもしれません。

また、bitwalletと銀行口座やクレジットカード間で入出金する場合は、以下の手数料がかかります。

方法 手数料
入金時 クレジットカード
  • 入金額の8%(VISA・Mastercard)
  • 入金額の8.5%(VISA・Mastercard以外)
銀行振込 入金額の0.5%
出金時 銀行振込(日本) 824円
銀行振込(海外) 4,800円+1%

とはいえ、海外FX業者からbitwalletを通して銀行口座まで出金する際の手数料は824円なので、他の方法よりも安いことは間違いありません。

5.仮想通貨もOK!取扱通貨が豊富な「STICPAY」

STICPAYはオンラインウォレットの一つです。bitwalletとの大きな違いは、2つあります。

  • 取扱通貨が豊富
  • STICPAYのデビットカードを発行すればコンビニのATMから出金できる

STICPAYは、取扱通貨が豊富で仮想通貨への入出金も可能です。さらに、デビットカードを発行すれば、銀行やコンビニのATMで出金もできます。

STICPAY送金の対応業者と手数料・所要日数

以下の表は、STICPAY送金の対応状況や手数料についてまとめたものです。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間
XM Trading 対応 無料 無料 1営業日以内
Titan FX 対応 無料 無料 即時
Traders Trust 非対応
Tradeview 対応 無料 0.3ドル+出金額の2.5% 1営業日以内
GEMFOREX 非対応
FBS 対応 0.3ドル+出金額の2.5% 0.3ドル+出金額の2.5% 即時
BigBoss 非対応

bitwalletほど対応業者は多くはありません。また、bitwalletと同じように口座反映までの所要時間が短いのが特徴です。

STICPAY送金のメリット・デメリット

STICPAY送金のメリットは、4つあります。

  • 手数料が安い
  • 着金が早い
  • 取扱通貨が豊富で仮想通貨も使える
  • コンビニのATMからも出金可能

STICPAYは、海外銀行送金よりも手数料が安く、着金までの時間も早めです。

また、取扱通貨は、日本円、ドル、ユーロなど28種類もあります。加えて、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨も4種類対応しています。

法定通貨と仮想通貨の両替もできるので便利なサービスですね!

一方で、オンラインウォレットの作成に手間がかかるのはデメリットです。STICPAYから銀行口座やクレジットカードに入出金する場合の手数料はbitwalletよりも高くなります。

入金時の手数料 出金時の手数料
国内銀行送金 2% 800円+2%
海外銀行送金 1% 5%
VISA 3.85% 取り扱いなし
Mastercard 3.85% 取り扱いなし
STIC Card 取り扱いなし 1.3%
Union Pay 2% 2%
ビットコイン 1% 3%+25ドル
ライトコイン 1% 3%

そのため、STICPAYよりもbitwalletの方がおすすめでしょう。

6.便利だが価格変動のリスクがある「仮想通貨」

一部の海外FX業者では、ビットコインなど仮想通貨での入出金にも対応しています。

仮想通貨取引所から直接海外FX業者へ直接入出金するため、手数料が安く、口座への反映も早いのが特徴です。

ただ、2021年現在、仮想通貨での入出金ができる海外FX業者は、減り続けています。そのため、仮想通貨での入出金に対応する業者が増えるかは微妙です。

仮想通貨送金の対応業者と手数料・所要日数

以下の表は仮想通貨送金の対応業者と手数料などをまとめたものです。

海外FX業者 対応可否 送金手数料 出金手数料 口座反映までの所要時間
XM Trading 非対応
Titan FX 非対応
Traders Trust 対応 無料 無料 1営業日
Tradeview 非対応
GEMFOREX 入金のみ対応 無料
FBS 非対応
BigBoss 入金のみ対応 無料

仮想通貨での入出金ができる業者は、Traders Trustのみです。またGEMFOREXとBigBossは入金のみ対応しています。

仮想通貨を入金するのは、仮想通貨を多く持っていて、FXの資金として使いたいときくらいです。

仮想通貨送金のメリット・デメリット

仮想通貨での送金を行うメリットは、手数料が安く、着金も早いこと。

たとえば、Traders Trustでは、入出金ともに手数料はかかりません。出金時の口座反映も1営業日しかかからないので、スピーディーですね。

デメリットは、仮想通貨ウォレットや口座の作成をしなければならないので、手間がかかる点です。

また、仮想通貨の相場変動リスクに巻き込まれる可能性もあります。もし、出金する際に仮想通貨の価格が暴落していると、受け取れる仮想通貨の価値も下がります。

海外FXにおける入出金の注意点・ルール

海外FX業者では、さまざまな入出金方法に対応しています。そのため、入出金時にルールがあるので必ず把握しておいてください。

ルールに沿った方法で手続きをしようとした場合、出金を拒否されてしまうケースもあります。

そのため、以下の4点については、必ず守るようにしましょう。

  1. 入金と出金は同じ方法でなければならない
  2. 優先される出金方法が決まっている「出金優先順位」
  3. 同一名義の出金先にしか出金できない
  4. ボーナス分は出金できない

順番に見ていきましょう。

1.入金と出金は同じ方法でなければならない

海外FX業者共通のルールとして、「入金するときと出金するときの方法は同じでなければならない」ので注意してください。

なぜなら、マネーロンダリング(資金洗浄)に使われるのを防ぐためです。

たとえば、bitwalletから入金したのであれば、最初に出金しなければならないのはbitwalletの入金分です。

国内銀行送金で入金した場合は、国内銀行送金で出金しなければなりません。

なお、複数のクレジットカードで入金した場合は、必ずまったく同じカードへ出金する必要があります。

そのため、入金時に使わなかったカードへの出金はできないので注意してください。

2.優先される出金方法が決まっている「出金優先順位」

また、海外FX業者はマネーリンダリング防止のためにルールを設けており、1つ目が出金優先順位です。

海外FX業者の出金優先順位とは、以下のように優先順位にもとづいて出金しなければならないルールです。

  • 最初に優先される出金方法⇒クレジットカードやデビットカード
  • 2番目に優先される出金方法⇒オンラインウォレット(bitwallet・STICPAYなど)・仮想通貨
  • 3番目に優先される出金方法⇒海外銀行送金

最初にクレジットカードやデビットカードでの入金額分を出金しなければならないのは、すべての業者に共通しています。

ただ、オンラインウォレットや仮想通貨については各FX業者によって対応が異なります。また、オンラインウォレットで利益分の出金が可能かどうかもFX業者次第です。

たとえば、BigBossでは、bitwalletで利益分を出金できます。しかし、XMTradingの場合は、bitwalletやSTICPAYなどで出金する場合も、入金額と同額までしか出金できません。

出金をスムーズに行うためには、出金優先順位について必ず理解しておいてください。

3.同一名義の出金先にしか出金できない

海外FX業者に出金申請をする際は、必ずFX業者の口座と同じ名義の出金先を指定しましょう。

なぜなら、海外FX業者は規制下に置かれている各国の金融庁から、マネーロンダリングを防止するための措置を遵守しなければならないと指導されているからです。

そのうえ、家族であっても、口座名義が異なる以上、出金は認められません。

また、注意しなければならないのが、ローマ字のスペルです。ローマ字のスペルが1文字でも間違っていれば、出金処理が一旦保留になります。

その場合、出金までのスピードが遅くなるだけでなく、海外FX業者のサポートとやり取りを求められるで

特に、以下の3つの方法で出金する場合、たびたびトラブルになっているので注意してください。

  • 海外銀行送金
  • bitwallet
  • STICPAY

対応策は、海外FX業者のサポートに連絡して、取引口座の名義を修正するか、出金先口座のサポートに連絡して口座の名義を修正するしかありません。

そのため、FX業者の口座と出金先の名義が同じスペルになっているのか、事前に確認しておいてください。

4.ボーナス分は出金できない

一部の海外FX業者では、口座開設や入金をした際にボーナスがもらえます。

ただ、出金できるのは、基本的に入金額と得た利益のみで、ボーナスは出金できません。

たとえば、100%入金ボーナスを利用して10万円入金し、利益が20万円発生したとします。

証拠金は入金額の10万円とボーナスの10万円を合わせた20万円です。さらに、20万円の利益も合わせると証拠金は40万円になります。

この場合、40万円の証拠金のうち、出金ができるのは、入金額10万円と利益20万円を合わせた30万円のみ。

したがって、10万円分のボーナスは出金対象外です。また、出金をすると、ボーナスも消滅するので注意してください。そのため、出金のタイミングについては、よく検討する必要があります。

まとめ

海外FX業者の入出金方法は、主に6つあります。それぞれの入出金方法がおすすめの人は以下のとおりです。

入出金方法 おすすめの人
国内銀行送金
  • 手数料が安い方法がよい
  • 早く入出金がしたい
  • 英語が苦手
海外銀行送金
  • 一度に多くの資金を出金したい
クレジットカード・デビットカード送金
  • すぐに取引を開始したい
  • 手数料が無料の方法を使いたい
bitwallet送金
  • 手数料が安い方法がよい
  • なるべく出金までに時間がかからない方法がよい
STICPAY送金
  • 海外銀行送金よりも手数料が安い方法がよい
  • なるべく出金までに時間がかからない方法がよい
  • コンビニで出金したい
仮想通貨
  • 仮想通貨を入金したい
  • FXの利益を仮想通貨に換えたい

入出金方法や手数料はFX業者ごとに違うので、自分にとって便利な方法を選びましょう。

おすすめの方法は、手数料が安く、口座への反映も早い国内銀行送金です。

国内銀行送金で出金にも対応している業者は多くありません。BigBossなら、国内銀行送金に対応しているのはもちろん、最大レバレッジ999倍で取引できます。

そのため、これから海外FXでトレードを始めようと考えている方には、まさにぴったりの業者です。

ぜひ、BigBossの口座開設をしてみてください!

▶︎BigBossの口座開設はこちら!

タイトルとURLをコピーしました