海外FXを利用する上で心配なのが「出金拒否」のトラブルです。
もし海外FXを利用して利益が出たとしても、出金できなければお金はもちろんのこと、それまで海外FXに費やした時間まで損をしてしまいます。
せっかくの利益が水の泡になってしまうことがあるの?という不安を解消すべく、なぜ出金拒否が起こってしまうのか、その原因や防止策を詳しく見てみましょう。
また、出金拒否など出金関連のトラブルが起こる心配なく利用できる、おすすめの海外FX業者についてもご紹介します。
海外FXは出金拒否がよく起こる?
海外FXの「出金拒否」とは、トレーダーがFXで得た利益を自分の銀行口座やクレジットカードへ出金する申請をしても、業者側が出金を拒否することを指します。
実は、海外FXでこうした出金拒否が起こったり、出金に関するトラブルが起こったりするのは決して珍しいことではありません。
出金ができないケースは、大きく分けて2つあります。
1つは、海外FX業者が「悪徳業者」であることです。そのため、トレーダーが納得できない不当な理由で出金を拒否し、トラブルに発展してしまうケースが挙げられます。
もう1つは、海外FXを利用する「トレーダー側による原因」です。
そのFX業者が定めている出金ルールや取引ルールに触れてしまったため、出金ができなくなってしまうというケースが挙げられます。
海外FXでの出金拒否が起こるのは、ほとんどの場合この2つのどちらかの理由になりますが、より具体的な出金拒否の理由や、その防止策について次から詳しくご紹介します。
海外FXで出金拒否・トラブルが起こる原因と防止策5つ
ここからは、海外FXで出金拒否や出金トラブルがなぜ起こるのか、考えられる5つの原因と、それぞれの防止策について詳しくご紹介します。
①海外FX業者が悪徳業者だった
全世界にある海外FX業者は、そのすべてがスムーズに、トラブルなく利用できる優良な業者ではありません。
時に、出金に関連したトラブルが発生したり、入金しているにもかかわらず突然利用できなくなったりするケースも見られます。
いわゆる「悪徳業者」と呼ばれるこうした海外FX業者は、不当な理由で出金を拒否するなど、詐欺行為を働く悪質なFX業者です。
このような悪徳業者から身を守るために、どのようなことに注意すれば良いか、トラブル防止策を見てみましょう。
【防止策】金融ライセンスや資金管理の方法を確認する
海外FX業者を利用する前に、必ず確認しておきたいのが「金融ライセンスの有無」です。
金融ライセンスとは、金融関係の事業を行うのに必要な認可のことで、そのFX業者の本社がある国・地域などのルールをしっかりと守っているという証明になります。
日本では金融庁がこれにあたり、認可を得ている業者なら安心して利用できるというイメージが強く持たれています。
つまり、金融ライセンスを持っているかどうかは、FX業者の信頼性や安全性を判断するのに重要な目安であり、反対に悪質なFX業者は金融ライセンスを持っていない「無登録業者」であることが多くみられます。
もうひとつ確認しておきたいのが「資金管理の方法」です。
FX業者が、ユーザーから入金された資金をどこで・どのように保管しているのかということです。
ポイントは「分別管理」や「信託保全」を行っているかどうかで、このどちらかの方法であればユーザーの資産が安全に保管されていると言えます。
- 分別管理とは?
ユーザーの資金とFX業者側の資金を一緒にせず、分けて管理すること - 信託保全とは?
FX業者の資金とは別に、ユーザーの資金を信託銀行などに預けて管理すること
分別管理は、ユーザーと業者側の資金が別々に管理されているため、万が一のトラブルが発生したとしてもユーザーの資金は保護しやすく、安全性が高くなります。
信託保全は、万が一FX業者が破綻してしまったとしても、信託銀行によってユーザーの資金が保護されているため、きちんと返還される仕組みです。
ただし、信託保全に対応している海外FX業者は少ないため、基本的には分別管理をしている業者を探すと良いでしょう。
利用を検討している海外FX業者が金融ライセンスを持っていること、そして資金管理の方法が分別管理もしくは信託保全を行っていること、これらの点を必ず利用前にチェックしておきましょう。
②クレジットカードで入金した金額以上の出金をしようとした
海外FX業者の入出金は原則として、「入金と同じ方法で出金しなければならない」というルールがあります。
たとえば、入金時にクレジットカードを使って50万円を入金し、トレードで利益が出て、FX口座の残高が100万円になって出金しようとします。
しかし、クレジットカードで出金できるのは入金をした50万円までで、100万円全額をクレジットカードで出金することはできません。
残りの50万円も出金したい場合、海外銀行送金など他の方法で出金する必要があります。
なぜなら、クレジットカードでの入出金は「ショッピング枠」を利用したものだからです。
クレジットカードでの入金とは、トレーダーがカード会社からショッピング枠を利用して、お金を「借りている」状態になっています。
反対に、出金する際は入金で使ったショッピング枠をキャンセルする扱いになり、これでトレーダーのもとにお金が戻ってくるという仕組みです。
よって、クレジットカードで入金した金額以上をFX口座から出金することはできないため、出金拒否になってしまいます。
【防止策】クレジットカードの出金ルールを理解しておく
ご紹介しましたとおり、クレジットカードでの出金は入金分以上の金額は対応できません。
入金分以上の金額を出金したいときには、海外銀行送金など別の手段を使いましょう。
そのほか、クレジットカードを含むさまざまな方法で入金をしている場合には、クレジットカードでの出金が優先されるというルールを設ける海外FX業者も多いため、知っておきましょう。
クレジットカードのショッピング枠の現金化を防ぐ目的があるため、複数の入金方法を利用している場合、入金順序を問わず、クレジットカードで先に出金する必要があります。
それ以外の方法で出金しようとすると出金を拒否される可能性があるため、利用する海外FX業者のルールを確認しておきましょう。
③出金先の銀行の口座情報が間違っている
FX業者に登録した出金先の銀行口座情報が間違っていると出金できません。
これは海外に限らず、国内の銀行サービスをはじめ、さまざまなサービスでも同じことが言えます。
よくあるのが「スペルミス」で、たとえ出金時に正しい情報で申請したとしても、もともと登録されている情報が間違っていたり、内容が一致しなかったりする場合には出金が認められないため注意しましょう。
【防止策】登録ミスに注意!事前に登録した銀行口座以外への出金もNG
出金先として登録している銀行の支店名や口座番号、本人氏名などの情報が間違っていると、出金拒否の一因となります。
次のことをチェックしておこう!
- 銀行名
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義
また、事前に海外FX業者に登録した口座とは違う口座への出金もできません。
たとえ同じ名前であっても、所定の手続きをしておかなければ、海外FX業者に登録している口座とは違う銀行口座に出金することはできません。
これは、反社会的勢力に資金が流れないようにするための、「マネーロンダリング対策」のためです。
事前に登録をしている口座以外に出金したい場合、マイページの登録情報を変更したり、追加登録したりしましょう。
④そもそも出金できない資金(ボーナス)だった
海外FX業者利用時に付与されることが多い「ボーナス」は、あくまで証拠金用などトレード用の資金として提供されているもので、ボーナス自体を出金することはできない場合がほとんどです。
そのため、ボーナスをもらったからといって出金しようとしても、出金拒否されてしまいます。
それだけでなく、利用する海外FX業者によってはボーナスの利用条件に触れたとして、ボーナスが没収されてしまう可能性もあるため注意しましょう。
【防止策】ボーナスには出金できるものと出金できないものがある
海外FX業者のアカウント開設時やキャンペーンなどで付与される「ボーナス」についてです。
このボーナスにはそのまま出金できるもの、利益として出金できないものがあります。
基本的に、ボーナスは証拠金に利用するなど取引の元手資金として提供されているもののため、ボーナス自体をそのまま出金することはできないケースが多くみられます。
FX業者によってボーナスの出金ルールは異なるため、海外FX業者の利用規約などを見て確認しておきましょう。
不要なアクションによって、トレード資金用のボーナスを失ってしまうことにつながるため、要注意です。
⑤トレーダーが禁止行為を行った
トレーダーは海外FX業者を安全に利用するため、各FX業者が定めているルールを守る必要があります。
海外FX業者が禁止している取引方法を行ったり、取引方法が悪質なものだとみなされてしまったりすると、出金拒否や口座凍結などのペナルティーが科せられる可能性があるため、注意しなくてはなりません。
【防止策】取引ルールを理解し、禁止行為を行わない
まずは海外FX業者の利用規約をよく読み、禁止されている取引方法を行わないようにしましょう。
禁止行為だとみなされると、たとえ1回だけでも出金拒否ばかりか口座凍結などの重いペナルティーを受けるおそれがあります。
海外FXでのおもな禁止行為はこちら
- 複数口座や異なる業者間での両建て
- 経済指標の発表時などを狙ったハイレバレッジ取引
複数口座や異なる業者間で両建てをすると、ゼロカットシステムやボーナスを悪用した取引とみなされるためです。
また、経済指標の発表時など為替市場の変動が大きい時間帯を狙ってハイレバレッジな取引を行うと、勝てば大きな利益が期待できる一方、負けた場合は多くの損失を出す可能性があります。
しかし、海外FX業者の多くはゼロカットシステムを採用しており、トレーダーが失うのは証拠金のみです。
それ以上のマイナスはFX業者が補うことになり、こうした取引は業者にとって大きなリスクを負うことになるため、禁止されています。
ペナルティーを受けないためにも、リスクの高い取引は避けるとともに、ルールを守って海外FX業者を利用しましょう。
海外FXで出金拒否・トラブルが起きたらどうしたらいい?
万が一、海外FX業者を利用して出金拒否や出金に関するトラブルが起こってしまった場合には、まず海外FX業者がそれぞれ設けているサポートに問い合わせてみましょう。
海外のFX業者でも、サイト自体が日本語に対応していたり、日本語でのサポート窓口を設置していることがあります。
ただ、海外FX業者の中には日本人スタッフがいない、英語での問い合わせ窓口しか用意されていないなど、日本語対応が不十分なことも少なくありません。
また、日本語でのサポート窓口があったとしても、実際には現地の外国人スタッフが翻訳ソフトなどを使って対応することも多く、連絡内容が適切に伝わらないケースもあります。
一刻も早く解決したいトラブル時に、日本語がスムーズに通じないため、問題解決までに時間がかかって大きなストレスになる可能性があります。
そのため、日本人スタッフがいる、日本語でのサポート窓口があるなどを海外FX業者選びの際、事前に確認しておくことをおすすめします。
安全で信頼できるおすすめの海外FX業者5選
ここまでを踏まえて、安心して利用できるおすすめの海外FX業者を5社、ご紹介します。
これまでFXをしたことがないという方、国内FXから海外FXに移行したいという方など、出金トラブルなどが起きづらく安心して利用できるFX業者を見てみましょう。
BigBoss(ビッグボス)
まず、おすすめの海外FX業者はBigBoss(ビッグボス)です。
- 最大レバレッジ999倍
- NDD方式を採用
- 最短3分で口座開設完了
- 入出金方法が多い
- 資金は分別管理
- スキャルピングや自動売買可能
- ゼロカットシステムを採用
- 金融ライセンス取得済み
- 日本語サポートあり
海外FX業者を利用するのが初めてという方でも安心できるのが、高品質な日本語サポートを受けられる点です。
入出金の確実性や、出金スピードにも定評があるため、出金拒否や出金に関するトラブルが起きにくいと考えて良いでしょう。
出金方法については、クレジットカードや海外銀行送金をはじめ、国内銀行送金にも対応している数少ない海外FX業者として知られています。
bitwalletなどのオンラインウォレットにも対応しており、多彩な入出金方法の中から自分に合ったものを選べるのも大きな魅力と言えるでしょう。
BigBossは取引ペアは他の業者に比べて少ないものの、金融ライセンス取得済み、日本語サポートを受けられる点など安心できるポイントをおさえており、なおかつ最大レバレッジ999倍など海外FX業者としてのメリットもしっかりと受けられます。
口座タイプも複数あるため、FX初心者はもちろんのこと、中級~上級者も使いやすいという特徴があります。
また、入金ボーナス100%キャンペーンが頻繁に行われることや、取引はごく少額からスタート可能なことなども含め、海外FXデビューにもおすすめです。
さらに、常時行われているのがトレーディングボーナスというボーナスです。
取引するたびにボーナスがもらえるキャンペーンで、上述した入金ボーナスとは違い、上限額はありません。
このようにBigBossは、ユーザーにとって魅力的なキャンペーンが常時行われていること、出金に関する心配が少ないことも、おすすめのポイントです。
XM Trading(エックスエムトレーディング)
XMは、日本語対応している海外FX業者で、使いやすさに定評があります。
- レバレッジ最大888倍
- NDD方式を採用
- ボーナスキャンペーンを常時開催
- ゼロカットシステム採用
- 日本語サポートあり
最大レバレッジは888倍と高く、透明性の高いNDD方式を採用している海外FX業者です。
出金に関しては手数料が少し高いと感じるかもしれませんが、そのぶん「24時間以内に口座反映」を掲げていることも満足度が高く、安心して利用できる理由のひとつとなっています。
ただし、海外銀行送金のため、実際に自身の銀行口座へ着金するまでは日数がかかることを覚えておきましょう。
出金について、正しく・速く手続きが行われる点は安心できるポイントです。
また、ルールに触れやすい取引のうち、XM Tradingではスキャルピングは可能ですが、複数口座にまたがって両建てしたり、複数のFX業者にまたがって両建てをしたりすることは禁止されているので注意しましょう。
XM Tradingでのこうした違反行為が確認されれば、メール等での忠告を受けるだけでなく、前触れなく即時口座凍結などのペナルティーを科される可能性があります。
こうしたリスクの高い取引をせず、ルールに沿って正しく利用すれば出金停止や出金拒否などのトラブルを避けられるでしょう。
多くの日本人ユーザーも利用しているFX業者のため、出金拒否などトラブルの心配は起こりにくく、XM Tradingは安心して利用できる業者のひとつと言えます。
AXIORY(アキシオリー)
AXIORY(アキシオリー)は、日本で評価が高い海外FX業者です。
- 最大レバレッジ400倍
- 手数料が安い
- ゼロカットシステムを採用
- NDD方式を採用
- 日本語サポートあり
- ユーザー資金は信託保全で安全性が高い
- 金融ライセンス取得済み
出金についてですが、出金対応スピードがとても速く、申請後24時間以内に手続きをするとしています。
国際的な問題となっているマネーロンダリング規定に触れてしまう行為がなければ、口座凍結などのおそれはなく、スキャルピングやアービトラージなどの取引行為も禁止されていません。
シンプルで使いやすいという口コミも多く、初心者から中級・上級者までおすすめの海外FX業者と言えるでしょう。
さらに、日本語サポートも品質が高く、返信が速いことからも安心してやり取りができると定評があります。
また、サーバーがダウンしてしまった際に決済できなかったポジションについては、全額補填するなどの対応をして賞賛されたこともあります。
日本人が安心して利用できる海外FX業者のひとつです。
HotForex(ホットフォレックス)
日本でもじわじわと人気を集めているFX業者で、サポートの対応が迅速・丁寧だと定評があります。
- 最大レバレッジ1,000倍
- NDD STP方式を採用
- ゼロカットシステムを採用
- 口座資金の保証額は500万ユーロ
- 日本語サポートあり
- 取引銘柄1,000種類以上
最大レバレッジ1,000倍など、海外FX業者ならではのうまみも多いのが特徴です。
ボーナスの扱いを含む入出金について不正があった場合には忠告がありますが、すぐに口座が凍結されることは少ないこと、出金拒否もほとんどみられないと定評があります。
また、他で禁止されていることもあるスキャルピングやアービトラージなどの取引なども可能なため、かなり自由度の高い海外FX業者で、安心して利用できると言えるでしょう。
出金については、出金申請があってから3営業日以内に処理をするため、その後着金するというスケジュールです。
日本語サポートも受けられるため、万が一トラブルが発生してしまった際や、何かサポートに聞きたいことがある際には日本語で対応してもらえるのも、安心できるポイントです。
iForex(アイフォレックス)
日本でも知名度が高い海外FX業者として知られているのが、iForex(アイフォレックス)です。
- レバレッジ400倍(固定)
- DD方式を採用
- 初心者向き
- 800銘柄以上を取り扱い
- 海外FX業者としての実績があり信頼性が高い
- 日本語サポートあり
iForexでの禁止事項は、スキャルピングや自動売買、複数口座にまたがっての売買などです。
他の海外FX業者ではスキャルピングや自動売買を許可しているところが多いため、普段これらの手法を使っている方は出金拒否や口座凍結などのトラブルになる可能性があるため、注意しましょう。
出金するために必要書類を用意してアップロードする必要があるなど、出金に面倒な手続きが必要ではあるものの、出金スピードは迅速だと定評があります。
まとめ
海外FX業者を使っていて出金拒否や出金トラブルが起こるのは、入出金時のルールを把握できていなかったり、各業者が定めたルールを破ってしまったりすることなどが原因だとわかりました。
それぞれの防止策を講じて、出金拒否やトラブルが起こらないよう、適切にFX業者を利用しましょう。
ご紹介しましたポイントを踏まえたおすすめの海外FX業者「BigBoss(ビッグボス)」は、次のような特徴があります。
おすすめの海外FX業者はBigBoss
- 最大999倍のハイレバレッジ
- 追証なしのゼロカットシステム採用
- 最短3分で口座開設完了
- 国内銀行の入出金可能で便利
- 日本語対応サポート体制も充実
万が一のトラブル発生時にも、日本語対応サポートで安心して問い合わせができます。
最大レバレッジ999倍など、海外FXならではのメリットも大きな魅力です。
海外FXデビューは、ぜひBigBossをおすすめします。