海外FXは24時間取引可能!時間帯ごとの市場の特徴と注意点

海外FX関連記事

海外FX取引と聞くと「株取引と同じようなものでしょ」と答える人がいます。

しかし、海外FXは株式市場のように決まった取引時間があるわけでなく、基本的に平日なら24時間取引が可能です。

それだと休む暇がないんじゃ・・・。と思われた方もいると思います。

たしかに、FX取引は24時間取引が可能ですが、取引する通貨ペアによって取引が活発になる時間帯が異なります。

また、各国の市場が開いている時間を○○時間(東京時間等)と呼びますが、それぞれの時間帯に特徴があり、その時間帯だけしか取引をしないというトレーダーも大勢います。

ここでは、海外FXで取引できる時間帯・できない時間帯をはじめ、各国の市場の特徴、時間帯ごとの取引の注意点などを解説します。

海外FXは平日24時間取引可能!

外国為替市場は株式市場のように東京証券取引所など、特定の取引所が存在しません。

世界中の金融機関はインターネットなどを通じて取引を行っており、これを「インターバンク市場」と呼びます。

海外FX取引ではこれが取引所にあたります。

なぜ24時間取引が可能かというと、日本市場は夕方になるとクローズしますが、夕方から夜にかけてヨーロッパやアメリカなどの他の国の為替市場が開くため、常にどこかの国の為替市場が開いている事になります。

そのため、世界規模で取引を行う海外FXは24時間取引が可能となっています。

また、東京市場が開いている時間帯(東京時間)は日本円の取引が活発化するように、ニューヨーク時間はアメリカドル、ヨーロッパ時間はユーロの取引量が多くなり、値動きも活発化します。

特に、ヨーロッパ時間とニューヨーク時間が重なる時間帯はアメリカドルとユーロの両方の値動きが特に活発化します。

そのため、米ドル/ユーロの通貨ペアで取引を行う場合、ボラリティが取りやすいこの時間帯に取引するのがおすすめです。

 土日以外で取引できない日や時間帯と注意点

年末年始は取引できない

海外FX取引は基本的に24時間取引可能と紹介しましたが、市場が閉まっていて取引ができない日があります。

それはクリスマスや大晦日、元日などの年末年始です。

クリスマス

クリスマスの12月25日は、ほとんどの国で市場が閉まります。

例外として、12月25日が平日であれば日本市場は開いているので、市場が開いている7時~15時までであれば取引可能なFX業者もいます。

ただし、取引量が少ないので値動きがほとんどなく、取引にならない事もあります。

大晦日・元日

大晦日は開いている市場、閉まっている市場が混在する日で、FX業者によって取引できる時間帯が変わるので注意が必要です。

また、元日は日本だけでなく、世界中の市場が閉まるため、基本的に取引はできないと思った方がいいでしょう。

翌日の1月2日が平日であれば、通常どおり取引可能です。

サマータイムに注意!取引時間帯が1時間変わる

サマータイムとは、太陽が出ている時間を有効活用するために、夏の日照時間が長い時期(3~11月)に時計を1時間進める制度です。

日本でもオリンピック前に導入が検討されましたが、主にヨーロッパや北米、オーストラリアなどで導入されています。

海外FX取引にどんな関係があるのかというと、ヨーロッパなどではサマータイム期間になると、為替市場の開場時間・閉場時間が通常よりも1時間早くなります。

開場時間が一時間ずれることで取引が活発化する時間帯もずれるため、サマータイム期間に入る前にご利用中のFX業者のホームページ等でチェックしておきましょう。

FX業者によって取引時間帯が異なることも

どこかの市場が開いていてもFX取引ができない場合があります。

それは、ご利用中のFX業者がシステムのメンテナンスなどで取引を停止している場合です。

緊急メンテナンスなどは事前に通告されますが、日々のメンテナンス時間帯はFX業者によって異なり、自分で確認しなければならないので、初めて利用するFX業者の場合は真っ先にチェックしましょう。

また、週明けの取引開始時間や、週末の取引終了時間もFX業者によって異なるのでこちらもチェックしておく必要があります。

各国の市場で取引が活発な時間帯はいつ?

【オセアニア】6時~8時

日本時間の午前6時~午前8時の時間帯は、オーストラリア市場やニュージーランド市場がオープンしています。

ただし、世界的にみてもオセアニア市場は主要取引所ではないことや、三大市場であるニューヨーク市場が閉まった後の時間帯ということもあり、参加者が少なく、値動きが少ない時間帯となります。

しかし、週末に経済指標の発表や市場に大きな影響を与えるニュースが出た場合、週明け月曜の早朝は相場が大きく動く可能性があるので注意が必要です。

【東京】8時~15時

日本時間の午前8時以降は、日本を中心にシンガポールや香港などの市場が開き始める時間帯です。

特に「仲値」が決まる午前9時55分頃に向けて、取引が活発になる傾向にあります。

※仲値とは、金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート。TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)ともいい、金融機関が毎朝9時55分頃の為替レートを参考に決定する。

【ロンドン】15時~21時

日本時間の15時~21時は、ロンドンを中心にヨーロッパの市場が開くので、取引が活発になってくる時間帯です。

特にヨーロッパにおける取引の大半を占めるロンドン市場が開く17時からは、さらに取引が活発になり、値幅が大きくなる傾向にあります。

その中でもユーロやポンドなど欧州通貨が特に活発に取引されます。

【ニューヨーク】21時~翌朝6時

日本時間の21時以降になるとニューヨーク市場が開き、為替の動きはピークを迎えます。

特にロンドンとニューヨークの2つの市場が開いている21時~翌午前2時は、最も取引が活発な時間帯になります。

さらに、注目度が高い米国の経済指標が発表される時間帯でもあり、深夜であっても大きな値動きが見られることもあるので注意が必要です。

 取引市場が閉まっている土日にやっておくべきこと・注意点

ここでは取引市場が閉まっている日にやっておくべき事や注意しなければならない事を紹介します。

 月曜朝の「窓開け」に備え、情報収集しておく

土日は基本的に為替市場は休みのため、FX取引はできませんが、政治や経済は休まず動いており、相場に影響を与える大きな事件が起こる場合があります。

そこで、土日は相場に影響を及ぼしそうなニュースに注意し、週明けに備えて情報収集しておく必要があります。

さらに、土日に相場に大きな影響を与える出来事が起こると、週明けに「窓」が発生することがあります。

※窓とは、前週末の終値と週明けの始値が大きく乖離し、チャート上ですき間(窓)ができること。この値動きを活用すれば、利益を得るチャンスになる。

 土日でも中東市場の影響で相場が動くことも

為替市場は基本的に土日が休みですが、一部例外もあります。

ドバイなどの中東の一部では、日曜日に市場が開いている国もあります。

これは宗教上の理由で、金曜日と土曜日が休みで、日曜日に市場が開くという方式になっている為です。

そのため、日曜日の取引で、相場に変動が発生することがありますが、取引量が少ないので、通常は相場への影響はあまりありません。

 土日などの週明けを活用した取引方法

「窓開けトレード」を狙う

窓開けトレード」とは週明けの月曜日の相場変動を狙ったトレード手法のことです。

窓とは「土日にやっておくべきこと・注意点」で少し触れましたが、チャート上で前日最終のローソク足と当日最初のローソク足との間に大きな上下のすき間ができる事です。

この「窓」ですが、開いた窓は閉まりやすいという特徴を持っています。

どういうことかというと、何らかの要因によって窓が発生した場合、チャートはその隙間を埋めるように逆行する傾向にあります。

これを「窓埋め(窓閉め)」と言いますが、この特徴を利用して、窓が開いていたらその方向とは逆の方向にエントリー(新規でポジションを持つ)し、窓が埋まりきる前に利確(決済)します。

ただし、窓は必ず閉まるわけではないという事と海外FX業者によっては窓開けトレードを禁止・制限している場合があるので、利用規約を必ず確認しておきましょう。

窓開け

仮想通貨なら土日も取引可能

為替市場は原則として土日は閉場していますが、仮想通貨(暗号資産)を使ったFX取引であれば、土日でも取引ができます。

仮想通貨はアメリカドルや日本円と交換可能なので、仮想通貨を介してFX取引が可能です。

メジャーな方法としては多くの海外FX業者が採用している取引ツール「MT4(メタトレーダー4)」を使った方法で、MT4はMT4に対応したFX業者で口座開設することによって、ほとんどの場合、無料で提供されます。

MT4・MT5についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

海外FXのMT4とMT5の違いを解説!どっちがいい?移行できる?(MT4・MT5)

 まとめ

・海外FXは基本24時間取引可能

・各国の市場で取引が活発になる時間帯は異なる

・市場が閉まる土日も相場に影響する事件や動きがないか情報収集しておくことが重要

・FX業者によって取引可能時間が異なるので、ポジションを持つ前に確認しておく

取引可能時間の多いFX取引ですが、通貨ペアによって値動きが活発になる時間帯が異なります。

また、取引時間外でも要人発言など相場に影響を与える出来事があると、市場が開いた際、チャートが大きく変動している可能性があるので、取引時間外でも情報収集は継続しましょう。

ここまで海外FX取引における基本的な事を解説してきましたが、海外FX取引を行う際、最も重要といっても過言ではないのがFX業者選びです。

FX業者を選ぶ際のポイントとしては

1.スプレッド

2.レバレッジ

3.取り扱い通貨ペア数

などがあります。

しかし、FX業者も沢山あるので、どのFX業者を選べばいいのかすぐに決められないと思います。

そこで、今回は初心者から上級者まで全てのFXユーザーにおすすめの「BigBoss」を紹介します。

BigBossは海外FX業者ですが、日本語サポートに対応している為、英語ができなくても全く問題ありません。

もちろん、前述したスプレッド、レバレッジ、取引通貨ペア数においてすべて高い水準になっており、なかでもレバレッジは最大999倍と、同じ海外FX業者であるXMの888倍よりも高く、国内FX業者の最大25倍とは比べ物になりません。

レバレッジが高ければ高いほど少資金で大きな取引が行えるようになるので、大きな利益を狙うことができるようになります。

さらに、BigBossではゼロカットシステムを採用しているので、たとえ取引口座の残高がマイナスになったとしても、国内FX業者のように追証は発生しません。

追証とは「追加保証金」の略称で、証拠金維持率が低下するとFX業者から追加の入金を求められ、ユーザーは指示される金額を取引口座に入金しなければなりません。

追証が払えないと保有ポジションを強制ロスカットされるなどユーザーにとっては悩ましい制度です。

しかし、ゼロカットシステムでは、初回の入金額を超える損失は発生しない為、最悪の場合でも損失額は口座残高のみで済みます。

また、国内銀行送金に対応しているので海外FX業者に多いオンラインウォレットを使っての入出金だけではなく、直感的に入出金を行うことができます。

他にも、必要書類の提出や必要事項の入力作業など、面倒なイメージのある口座開設ですが、BigBossでは最低限の作業だけなので最短3分で口座を開設することが可能です。

ちなみに、口座開設に掛かる費用は維持費も含めて無料なので、試しに口座開設をしてみて、その後、取引を行うか決めるという方法もおすすめです。

BigBoss公式ページで詳しく見る

タイトルとURLをコピーしました