FXをする際、常に把握しておかなければならないのは証拠金維持率です。ただ、証拠金維持率が何なのかよくわからない人も多いのではないでしょうか?
実は、証拠金維持率が大幅に下がった場合、強制的にポジションが決済されます。その結果、大損するリスクが高くなるのです。
強制ロスカットによる大損を避けるためには、証拠金維持率について理解しておかなければなりません。
そこでこの記事では、
- BigBossの証拠金維持率の仕組み
- 強制ロスカットになる基準
- 証拠金維持率が低下した時の4つの対策
について解説します。
証拠金維持率とロット数による関係についてもわかるので、トレードで大儲けしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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BigBossの証拠金維持率の仕組み
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する有効証拠金の割合を表します。
必要証拠金 | ポジションを保有するのに必要な資金 |
---|---|
有効証拠金 | 口座にある証拠金から損益と必要証拠金を引いた金額 |
証拠金維持率は、MT4の画面にも表示されており、ポジションを持っている場合は常に変動するので注意してください。
証拠金維持率の数値が高ければ高いほど、強制ロスカットで大損する可能性は低くなります。
どのくらいのリスクを取るかによって、個人差はありますが、参考までに証拠金維持率の目安についてまとめたのが以下の表です。
証拠金維持率 | 強制ロスカットのリスク |
---|---|
1,000%以上 | 安全 |
1,000%未満 | やや注意 |
200%未満 | 要警戒 |
50%未満 | 追加入金を検討するレベル |
特に一度に複数のポジションを保有している場合や証拠金に見合わないほどのロット数で取引している場合は注意してください。
含み損が拡大するスピードも早いため、あっという間に証拠期維持率が低下する可能性があるからです。
なおBigBossを始め多くの海外FX業者では、証拠金維持率が50%以下になると、マージンコールと呼ばれる警告が発せられます。
マージンコールは「放置しておくとポジションが強制的に決済されて大損する」という警告といえるでしょう。
そのため、トレードをする時は、常に証拠金維持率に余裕があるのか確認する必要があります。
強制ロスカットされる証拠金維持率は20%
保有ポジションの含み損が拡大し、証拠金維持率が20%まで下落すると、強制ロスカットされます。
強制ロスカットとは、証拠金維持率が一定の水準以下になった時に、強制的にポジションを決済するシステム。
強制ロスカットは、顧客の資産を守る目的で行われています。しかし、強制ロスカットされると、大損するので、できれば避けたい状況ですね。
経験上、維持率が100%を下回ってくると、精神的にかなり不安定になります。
強制ロスカットされてもマイナス残高はゼロカットされる
強制ロスカットされると、含み損を抱えたポジションが強制的に決済されるので、口座残高を超える損失が発生するケースもあります。
国内FXで取引をした経験がある人は、マイナスになった口座残高を見て、すぐに足りないお金を入金しなければならないと考えるかもしれません。
しかし、BigBossの場合、ゼロカットシステムを導入しているので安心。翌営業日まで待てば、BigBoss側で損失の補填を行い、口座残高をゼロに戻してくれるのです。
つまり、口座残高が数百万、数千万円レベルになっても、一切足りない金額の入金は求められません。
国内FXのように、借金を負うリスクがないので、安心して取引ができます。
FOCREX口座はロスカットされない
強制ロスカットは、FXのようにレバレッジを効かせた場合にしか起きません。
そのため、現物取引しかできないFOCREX口座(仮想通貨専用)は、ロスカットされることなく取引を続けられます。
仮想通貨の取引に興味があり、リスクを負いたくない方は、FOCREX口座を選びましょう。
証拠金維持率が低下してきた時の4つの対策
証拠金維持率が低下してきた場合、すでに口座は含み損が溢れていることでしょう。
そのため、証拠金維持率が低下し続けると、いずれ強制ロスカットにより口座の証拠金を全額失ってしまいます。
特に維持率が200%未満まで落ちてきた場合は、ハイレバトレードでも油断はできません。強制ロスカットにかかる前に以下のような対策を検討してください。
- 追加入金して証拠金を増やす
- 損切りをする
- 放置して反転するのを待つ
- 両建てして強制ロスカットを避ける
詳しく解説しますね。
1.追加入金して証拠金を増やす
証拠金維持率が下がってきた際に一番てっとり早いのは、追加入金して証拠金自体を増やすこと。証拠金維持率は、証拠金における含み損の割合が増えれば増えるほど下がります。
つまり、新たに入金をして証拠金を増やせば、証拠金維持率も一時的に上がるのです。
ただし、新たに入金をしても、含み損の拡大が止まる保障はありません。証拠金維持率の低下を止められず、新たに入金したお金まで一緒に失うリスクもあるからです。
入金しても助からないケースもあるので、諦めるのか入金するのかは、よく検討しましょう。
2.損切りをする
2つ目の対策は、損切りをすること。損切りをすると含み損が損失に変わるので、できれば選びたくない方法です。
しかし、損切りをすれば、これ以上の含み損の拡大を防げる可能性もあります。
損切りのおかげで、強制ロスカットの水準まで維持率が落ちなければ、口座の証拠金を全額失う事態は避けられるでしょう。
他方、証拠金をすべて失うとトレードができなくなるので、再度入金しなければなりません。
一時的に損をしても、次回以降のトレードで負けた損失を取り返せる可能性は十分にあります。
大損を避けるために損切りをするのは、一番おすすめの方法です。
3.放置して反転するのを待つ
証拠金維持率が下がってきても、損切りや追加入金をせずにじっと反転を待つのも1つの手段です。
ただ、経験上この方法はおすすめできません。
筆者は、含み損を多く抱える手法でトレードをした経験がありますが、この方法では神頼みになってしまうからです。
1度や2度奇跡的に助かっても、最終的には強制ロスカットにより大損する可能性が高くなります。
トレードは自分の意思でエントリーや決済を行います。他力本願では、トレードというよりもギャンブルに近いでしょう。
4.両建てして強制ロスカットを避ける
他には両建てして強制ロスカットを避ける方法があります。両建てとは、買いも売りも保有する手法です。
例えば、ロングポジションばかり保有しているケースで考えてみましょう。ロングポジションを保有して、証拠金維持率が下がるのは、価格が下がり続けているケースです。
このまま反転を待ち続けても、いずれ強制ロスカットは避けられません。そこで、ロングポジションはそのまま保有し続け、売りポジションも保有してみてください。
両方のポジションを持った場合、買いポジションの必要証拠金と売りポジションの必要証拠金は相殺されます。
必要証拠金が一時的に減少するので、証拠金維持率も上がるのです。
さらに売りポジションも持つことで、価格が下落した時の含み損が拡大するスピードを抑えられます。
仮にドル円を10ロット保有している場合、売りのポジションを保有すればするほど、価格が下落した時に増える含み損が少なくなるでしょう。
ケース | 買いのロット数 | 売りのロット数 | 10pips下落した時に増える含み損 |
---|---|---|---|
ケース1 | 10ロット | なし | 100万円 |
ケース2 | 10ロット | 1ロット | 90万 |
ケース3 | 10ロット | 5ロット | 50万円 |
ケース4 | 10ロット | 10ロット | 0円 |
ただし、両建てにした場合、ずっとこのままでは損もしませんが利益も発生しません。いつかは両建てを解除する必要がありますが、このタイミングが難しい・・・
両建てでロスカットを避ける方法は、上級者にしかおすすめできない方法です。
証拠金維持率の低下を避けるためには、ロット数を抑える
BigBossでは、含み損が拡大し、証拠金維持率が20%まで低下すると強制ロスカットされます。
含み損が拡大した時に証拠金維持率が大きく下がってしまう理由は、ロット数が大きすぎるからです。
強制ロスカットによる大損を避けるためには、証拠金に見合わないロット数での取引を避けてください。
BigBossで以下の条件でトレードした場合を例に、ロット数の大きさが与える影響について見てみましょう!
証拠金 | 100万円 |
---|---|
レバレッジ | 999倍 |
通貨ペア | ドル円 |
エントリー価格 | 100円 |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20%以下 |
その上で合計ロット数が10ロット、30ロット、50ロットのケースでどのくらい強制ロスカットされにくいのか解説します。
ロット数 | 10ロット | 30ロット | 50ロット |
---|---|---|---|
必要証拠金 | 10万円 | 30万円 | 50万円 |
強制ロスカットになる価格 | 99円 | 99.68円 | 99.8円 |
強制ロスカットになるまでのpips | 100pips | 32pips | 20pips |
※概ねの数値
まず、10ロットで取引をした場合、10pipsの下落で含み損が10万円拡大します。そのため、99円まで下落しない限りは、強制ロスカットされません。
しかし30ロットや50ロットで取引をした場合は、強制ロスカットされるまでの価格がかなり近いと感じませんか?
ロット数が増えれば、含み損も増えやすくなります。加えて、必要証拠金も多くなるので、証拠金維持率も低下しやすくなるのです。
したがって、トレードで大損しないためには、リスクを取りすぎないようにしましょう。
まとめ:BigBossは強制ロスカットされにくいFX業者
BigBossを利用した場合、強制ロスカットされる証拠金維持率は20%です。そのため、50%~100%でロスカットされる国内FXよりも、大損するリスクは低いといえます。
加えて、BigBossは他の海外FX業者と比べても、損するリスクが低い傾向があります。
- 取引ボーナス(常時開催)や入金ボーナス(不定期開催)がある
- BigBossのボーナスは口座の現金がマイナスになっても残る
- 最大レバレッジが999倍
BigBossは、取引ボーナスや入金ボーナスのキャンペーンがあるので、証拠金を増やしやすいでしょう。
またもらったボーナスはクッション機能つき。
含み損が拡大して口座の現金がマイナスになっても、ボーナスのおかげでロスカットを避けられるかもしれません。
加えて、最大レバレッジが999倍もあるので、必要証拠金が抑えられます。
必要証拠金が少なければ、口座の証拠金を圧迫しにくいため、証拠金維持率もやや高い水準にできます。
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