FXトレードは、海外FXと国内FXの大きく2つに分けられます。
それぞれ、設定できるレバレッジやサービス内容に大きな違いがあり、海外FXにも多くの魅力があります。
しかし、海外FXでは日本語で確認できる情報が限られているため、どの業者がおすすめで、何を基準にして選べばいいのかわからず悩んでいる人も多いでしょう。
「これからFXを始めようと思っている」
「国内FXと海外FXのどちらに向いているのかを知りたい」
当記事では、このようにお悩みの人に向けて、海外FXと国内FXの違いを徹底比較しました。
海外FX特有のハイレバレッジの仕組みやサービス内容の違い、メリットとデメリットなどを比較し、どのような人におすすめなのかをそれぞれ詳しくご紹介します。
これから海外FXでトレードを始める人は、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXと国内FXの違いを比較
・海外FXと国内FXの比較表
まずは、海外FXと国内FXの違いを比較表にまとめました。
ひと目で違いがわかるため、比較の参考にしてみてください。
海外FX | 国内FX | |
取引方法 | NDD方式 | DD方式 |
レバレッジ | 数百〜数千倍 | 最大25倍 |
スプレッド | 変動制・広い | 固定制・狭い |
ゼロカットシステム | あり | なし |
追証 | 不要 | 必要 |
ロスカット水準 | 20〜30% | 50〜100% |
ボーナス | あり | なし |
スキャルピング | 可能な業者が多い | 禁止の業者が多い |
スワップポイント | 受取額が安い | 受取額が高い |
取引ツール | MT4・MT5が多い | 業者独自のツールが多い |
信頼性 | 業者や国で差がある | 金融庁の認可あり |
資金保証・管理税金 | 分別管理(業者による) | 信託保全・分別管理 |
税金 | 195万円以下は15%
195万〜330万円以下は20% 最大55%の累進課税 |
申告分離課税(一律20%)
|
日本語サポート対応 | 業者により異なる | 完全対応 |
FXに使う用語には専門的なものも多く、比較表だけでは難しいと感じる人も多くいらっしゃるでしょう。
そのような人に向けて、次項からはそれぞれの専門用語解説とメリット、デメリットを詳しく解説していきます。
海外FXのメリット8つ
国内のFX会社と比較して、海外のFX会社には8つのメリットがあります。
国内FXにはないサービス内容の違いや、トレード手法によって得られるメリットにも違いがあります。
国内FXではなく、わざわざ海外FXを利用する人が多いということは、海外FXにしか得られないメリットがあるということです。
今のうちからメリットを理解しておくことで、今後の投資先を見極める際の手助けとなるでしょう。
それでは、8つの項目をそれぞれ詳しく解説していきましょう。
①最大レバレッジが大きい
海外FXは、国内FXと比較して最大レバレッジの大きさがメリットです。
一般的に、国内FXの最大レバレッジは25倍ですが、海外FXの最大レバレッジは数百倍〜数千倍と大きいという特徴があります。
最大レバレッジを大きく設定できる理由は、最大25倍までの金融庁規制がある国内FXとは異なり、海外FXでは金融庁規制が適用外となっているからです。
レバレッジを大きく設定できるということは、少ない資金で大きな取引ができるため、トレードに成功すると利益も大きくなります。
手持ちの資金が少なく、大きな利益を目指したい人にハイレバレッジ取引はおすすめです。
また、海外FXではハイレバレッジの取引が可能なだけで、すべてがハイレバレッジでリスクの高い取引になるわけではなく、開設する口座タイプによって最大レバレッジが異なる場合もあります。
そのため、ご自身の判断で証拠金を多めに入金し、低いレバレッジに設定した取引も可能です。
ただし、すべての海外FXでハイレバレッジが可能なわけではなく、業者によって最大レバレッジが異なることや口座残高によって、最大レバレッジ制限がかかる場合もあるため注意が必要です。
数百倍〜数千倍のハイレバレッジ取引を行いたい人は、事前に利用規約と取引ルールを確認しておきましょう。
ルールを理解した上で、海外FX会社ごとに異なる最大レバレッジと制限が、ご自身のトレード手法と目的に合っているのかを確認しておくことが大切です。
②入金額以上の損失なし!追証不要のゼロカットシステム
多くの海外FXでは、「ゼロカットシステム」を採用しているため、国内FXとは異なり「追証(おいしょう)」が不要というメリットがあります。
「追証」とは、FXの口座残高が一定水準を下回ると、追加で保証金の入金を求められる仕組みです。
定められた期日までに追加保証金を入金しなかった場合、マイナスになっているポジションが強制的に決済されてしまう仕組みです。
また、損失額の増加や相場の大きな変動により、口座残高がマイナスになった場合、マイナス分の支払いはトレーダーが負担する「借金」となってしまいます。
そのため、口座残高がマイナスにならないためには、証拠金を多めに用意したり、大きなリスクを減らしたりしながらトレードを行なう必要があります。
一方で「ゼロカットシステム」とは、口座残高がマイナスになっても、そのマイナス分はFX業者が負担する仕組みです。
この仕組みによって、トレーダーは入金額以上の損失を負うリスクがなく、安心して取引を行えます。
国内FXでは、すべての業者で「追証」がある一方、ほとんどの海外FXでは追証なしの「ゼロカットシステム」が採用されています。
ゼロカットシステムでは、口座残高がマイナスになってもトレーダーがマイナス分の口座残高を返済する必要はなく、借金を抱えるリスクもないことがメリットです。
借金にならない理由は、強制決済が間に合わずにマイナスが発生した場合にも、マイナス分をFX業者が負担する仕組みを採用しているからです。
ただし、ゼロカットシステムが実行された場合、入金していた口座の資金がゼロになってしまうため注意しましょう。
万が一の場合に、トレードのマイナス分が借金になるリスクがある国内FXよりは、ゼロカットシステムにより、マイナス分を負担する必要のない海外FXのほうがメリットは大きいと考えられます。
また、海外FXと国内FXでは、ロスカット水準(証拠金維持率)にも違いがあります。
一般的に、海外FXのロスカット水準は20〜30%に設定されることが多く、国内FXでは50〜100%に設定されている業者が多くなっています。
国内FXのような高いロスカット水準では、相場の一時的な変動でロスカット水準を超えてしまい、思わぬタイミングで強制決済となるリスクがあると理解しておきましょう。
追証やロスカットは、トレーダーを守るために作られたルールですが、たった数パーセントの違いで強制決済が行われてしまうため、「もう少し待てば、相場が好転したかもしれない」という場面でも勝手に決済されてしまい、トレーダーの裁量が制限されることにつながってしまいます。
そのため、トレード手法によってはメリットにもデメリットにもなるでしょう。
リスクをとって大きなメリットを得るためには、海外FXのロスカット水準の低さは大きな魅力です。
③ボーナスが充実している
海外FXは、口座開設時や入金した時のボーナス、取引金額に応じたボーナスなど、各種ボーナスが充実していることがメリットです。
条件を満たして、このボーナス(資金)をもらうことで、通常の取引よりも多くの資金を用意でき、有利なトレードを行いやすくなります。
ボーナスの条件は、「口座開設により無条件でボーナスがもらえる」「一定の入金額を超えるとボーナス」「取引ロット数に応じたボーナス」など、海外FX業者によって大きく異なります。
ご自身のトレードスタイルや入金できる金額を確認した上で、もっともボーナス条件の良い海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
海外FXのボーナスは、国内FXと比較して好条件になっていることが多くなっています。
そのため、ボーナス条件によっては、入金する金額を大幅に抑えて取引を開始できることがメリットです。
ただし、一部の海外FX業者では、「ボーナスを取引証拠金としてしか利用できない」「取引にのみ使用でき、出金はできない」などの条件や、「自己資金を出金すると同時にボーナスも消滅する」などのルールが設けられていることも多いため注意が必要です。
④注文方式は透明性の高い「NDD方式」
海外FXと国内FXは、注文方式が違う場合が多いため、トレーダーが注文してから成約するまでの流れが異なることが特徴です。
海外FXでは「NDD(ノンディーリングディスク)方式」という注文方式が採用され、透明性が高くメリットもあるとされています。
「NDD方式」は、「インターバンク直結方式」とも呼ばれており、売買注文をディーラー(FX業者)を通さず直接インターバンクに流せる注文方式です。
一方で、多くの国内FXで採用されている「DD(ディーリングディスク)方式」では、売買注文をFX業者(ディーラー)を通してからインターバンクに注文されます。
そのため、注文約定にディーラーの裁量判断が入る可能性があります。
このように、海外FXと国内FXの注文方式が異なる理由のひとつには、FX業者の収益システムの違いがあります。
海外FX業者の主な収益は、取引手数料やスプレッドであるため、トレーダーがたくさん取引するたびに利益を得られる仕組みです。
一方で、取引手数料やスプレッドを低く設定している国内FX業者は、トレーダーの損失が業者の主な収益となる仕組みを採用しています。
取引や注文が成約するまでの透明性が高く、ディーラーの裁量による不透明な取引を避けたい人は、海外FXを使うメリットが大きくなるでしょう。
ただし、多くの海外FXで採用されている「NDD方式」の透明性の高さはメリットですが、FX業者が取引に使用しているサーバーの環境や強度によっても約定力に差が出るため注意が必要です。
業者によっては、注文価格と約定価格にズレが発生する「スリッページ」や注文価格とは異なる価格を提示される「リクオート」、約定拒否やサーバーダウンによる大きな損失リスクがあります。つまり、NDD方式を利用する場合でも、海外FX業者によって約定力や信頼度に差があるということです。
安心してトレードできる業者を見極めるためには、信頼性が高く世界中の金融機関や利用しているEquinix社のサーバーを使っているかを確認する方法や、業者が公表している約定率や使用サーバーをチェックすることで、信頼性を確認できるでしょう。
また、利用する業者でスリッページやリクオートが多く発生していないかを事前に確認することもおすすめの対策方法です。
⑤口座開設までスピーディー
海外FX業者は、口座開設まで1〜2日程度という短い期間で完了となる場合が多く、口座開設からトレード開始までをスピーディーに行えるというメリットがあります。
それに対して、国内FX業者では、口座開設まで一般的に数日〜1週間程度の期間が必要となる場合が多くなっています。
海外FX業者と国内FX業者の口座開設スピードが違う理由は、国内FX業者がインターネット上の手続きに加えて、本人確認用のハガキを受け取る手順が必要となるからです。
郵便物が発送されてから受け取りにかかる時間が含まれるため、口座開設までに1週間程度の時間が発生してしまいます。
一方で、海外FX業者はネット上の手続きとメールアドレス登録のみで口座開設が完了する場合が多いため、急いでいる人にとっては海外FXを選択するメリットが大きくなるでしょう。
すぐに海外FXを利用したトレードを行えるため、気軽に登録をしてトレードを試せることもメリットです。
⑥世界共通の取引ツール「MT4・MT5」が使える
海外FX業者では、世界中のFXのトレーダーから絶大な人気がある取引ツール「MT4」と「MT5」を使ったトレードができるというメリットがあります。
「MT4・MT5」とは、高機能でカスタマイズ性が高いことが特徴の取引ツールで、使用するトレード手法に合わせて好みの設定に変更できる点がメリットです。
海外FXでは、独自ツールを提供せずMT4・MT5の使用を標準とすることが多いため、複数の海外FX業者を併用してトレードする際や、業者を切り替える際にも取引ツールの使い方を一から覚える必要がなく、同じ手法でのトレードを継続できます。
一方で、国内FXではFX業者独自の取引ツールを使用することが多く、複数業者の併用や切り替えの際に手間が発生してしまいます。
世界中のトレーダーにもっとも使われているツールを使いこなしたい人や、「EA」を使った自動売買を行う人も利用できるため、トレーダーとして成長するためには必須のツールです。
ただし、MT4・MT5はカスタマイズ性が高く、非常に幅広い機能を利用できるため、FX取引の初心者は使い方に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
取引方法や使い方がわからずに損失を発生させてしまうリスクを防ぐためにも、ご自身のトレードスタイルを見つけるまでは、MT4・MT5を利用したデモトレードで練習しておくことをおすすめします。
⑦取引制限が厳しくない
海外FX業者は、国内FX業者と比較して取引方法の制限が少ないというメリットがあります。
FXには、一般的に以下のような取引方法があります。
・スキャルピングトレード(秒〜分単位で売買)
・デイトレード(1日単位で売買)
・スイングトレード(数日~数週間単位で売買)
・長期トレード(1ヶ月~数ヶ月単位で売買)
国内FX業者では、取引方法の中でも「スキャルピングトレード」と言われる秒単位や分単位で短期売買を行うトレード回数を制限している場合が多く、業者によっては禁止しています。
そのため、スキャルピングトレードを検討している人は、取引制限の少ない海外FX業者の利用がおすすめです。
ただし、業者によっては「スキャルピングはOKだが、注文頻度が膨大でサーバーの執行能力に支障があると判断した場合は、取引停止とする」という場合もあります。
このような失敗やリスクは、事前に利用規約をよく確認しておくことで防げるでしょう。
⑧取引できる通貨ペア数や取扱銘柄が豊富
海外FX業者では、取引できる通貨ペア数や取扱銘柄が豊富なため、幅広く流通量の少ない通貨ペアの取引を行えることもメリットのひとつです。
国内FX業者では、取引できる通貨ペア数20〜30種類が一般的ですが、海外FX業者によっては50種類以上の通貨ペアに対応できることもあります。
また、通貨ペアだけではなくトレード指標としても使用する株価指数や原油価格などのCFD取引、仮想通貨取引にも対応可能な海外FX業者もあります。
FX以外の取引に対応できるメリットは2つあり、株式口座や仮想通貨口座を別に開設する必要がないことと、各銘柄の価格を一つの取引ツールで確認、注文できることです。
海外FXのデメリット5つ
海外FXを利用することで考えられるデメリットを5つに分けて解説します。
メリット以外にデメリットも理解することで、納得して海外FXを利用できるでしょう。
①スプレッドや取引手数料など取引コストがかかる
スプレッド | 取引手数料 | |
国内FX | 固定 / 狭い | なし(原則) |
海外FX(一般口座) | 変動 / 広い | なし(原則) |
海外FX(スプレッドの狭い口座) | 変動 / 狭い | あり(原則) |
一般的に海外FXは、国内FXよりも広いスプレッドで取引手数料が高いため、取引コスト面でデメリットがあると考えられます。
国内FXは原則として、固定スプレッドが採用されているため、スプレッドが狭く、取引手数料が無料の場合が多くなっています。
それに対して、海外FXでは原則として変動スプレッドを採用しています。これは、スプレッドが変動するため、相場の状況によって取引コストが増減する仕組みです。
そのため、1日に複数回の取引をした場合、スプレッド分だけマイナスが発生してしまいます。
海外FXでは、口座タイプによって「スプレッドが広く取引手数料がかからない」タイプと「スプレッドが狭く取引手数料がかかる」タイプの2種類に分けられます。
また、取引に対して発生するボーナスを用意している業者もあるため、単純にスプレッドが広いというデメリットだけで判断せず、取引ボーナスを提供している業者を選択することで、コストを抑えることが可能です。
取引ボーナスを提供している海外FX業者には「BigBoss(ビッグボス)」などがおすすめの業者です。取引ボーナスが付与される海外FX業者をお探しの方は、登録してみてください。
②取引や入出金のルールが複雑でわかりにくい
海外FXは、取引や入出金のルールや制限、禁止事項がわかりにくいこともデメリットです。
日本語に対応している利用規約でも、表記があいまいな日本語になっている場合や「当社の裁量で判断します」などの具体的なルールの明言を避けている業者も存在します。
入出金ルールでも、海外FX業者によっては入金から一定期間を経過しないと出金できないなどのケースがあります。
このような利用規約を知らず禁止事項に触れてしまうと、出金を拒否される可能性もあるため注意が必要です。
失敗を防ぐためには、事前に海外FX業者のルールを理解しておくことはもちろん、あいまいな部分は事前にサポートへと問い合わせすることをおすすめしています。
③国内FXより税金が高くなることも
海外FXで利益を得た場合も、国内FXと同様に税金支払い義務が発生します。
税金は発生しますが、国内FXと海外FXでは課税方法と税率が異なるため、事前に条件を確認してから取引を行いましょう。
利益額や所得額の条件によっては、国内FXよりも海外FXの方が支払う税金が高くなることもあります。
海外FX | 国内FX | |
課税方法 | 総合課税(給与所得などと合算した金額に対して課税) | 申告分離課税(給与所得とは別にFXで得た利益額に課税される) |
税率(住民税含む) | 195万円以下は15%
195万〜330万円以下は20% 最大55%の累進課税 |
一律20%(住民税を含む) |
海外FXを使って取引する際の税金対策には、以下2つの対策が有効です。
1つ目は、海外FXで利益を得るためにかかった費用を経費として計上する方法です。
具体的には、FX取引を勉強するためのセミナー受講料などは経費として認められる可能性が高いため、確定申告の際に申告することで節税効果を期待できます。
2つ目は、相殺可能な他の取引を損益通算する方法です。
複数の海外FX業者を利用している場合に、他の業者で得た損益や仮想通貨取引の損益、アフィリエイト損益などを損益通算することもできます。
また、海外FXと同じ課税方法の取引同士なら、損益通算が可能です。
ただし、国内FXでの損益など、課税方法が異なる取引を損益通算(相殺)することはできないため注意が必要です。
④サポートの日本語対応が不十分なことも
「日本語完全対応」と記載している海外FX業者でも、実際は日本人スタッフの数が少ない場合や翻訳ソフトによる不自然な日本語対応になる場合があります。
「意味が通じればいい」という場合もありますが、取引や出金トラブルなどの緊急時の問い合わせには大きなデメリットです。
日本語サポート対応を事前に確認したいという人は、取引を始める前に日本語でサポートに問い合わせることで、日本語の対応レベルを確認できるでしょう。
また、日本人スタッフが常駐していることを公式で発表している海外FX業者を選択することもトラブルを防止するための対策となります。
⑤情報が少ないので、詐欺・悪徳業者に注意
海外FX業者は、国内FX業者と比較して、ユーザーが確認できる情報が少ないため、結果的に詐欺や悪徳商法に利用されることもあります。
そのような詐欺・悪徳業者は、会社の公開情報が少なく、問い合わせ窓口を公開していないこともあり、実態をつかみにくいという傾向があります。
海外FX業者は、国内FX業者のように「信託保全(万が一、業者が破綻しても口座資金を全額返還してもらえる保証)」が義務化されていないこともあります。
ただ、海外FX業者でも信託保全や分別管理(顧客の資金と業者の資金を分けて管理する)に対応しているところは比較的多いため、事前に対応している業者かどうかを確認しておきましょう。
また、業者によっては、日本人の口座は保証の対象外となる場合もあるため、注意が必要です。
詐欺や悪徳業者を見極めるためには、資金の管理方法や金融ライセンスを取得しているかどうかを信頼性の目安として利用することがおすすめです。
さらに、会社の所在地や連絡先、利用規約などを事前に確認して、問い合わせに対応してくれる業者かどうかを確認することも詐欺・悪徳業者には有効な対策です。
海外FX・国内FXどちらを選べばいいの?おすすめな人は?
ここまでは、海外FXのメリットとデメリットをご紹介しました。
しかし、自分が海外FXと国内FXのどちらに適しているのかを判断できている人は少ないでしょう。
次項からは、海外FXと国内FXがそれぞれどのような人におすすめなのかを解説していきます。
【海外FXがおすすめな人】少額の資金で始めたい人
海外FXは、少ない資金でFXを始めたい人におすすめの取引業者です。
海外FXの魅力は、なんといってもハイレバレッジ取引に対応していることです。
ハイレバレッジ取引に成功すると、少額の資金で始める人でも、大きな利益を得られます。
もちろん、ハイレバレッジ取引は利益と同時にリスクも高まりますが、資金が少なく国内FXのレバレッジでは満足のいく取引ができないという人にとってはメリットが大きいでしょう。
追証不要の海外FXを利用することで、大きな損失が発生した場合も資金がマイナスにならないため、安心して取引が可能です。
つまり、海外FXなら資金の少ない人でもリスクを限定的にしながら、大きな利益を得るチャンスをつかめます。
また、スキャルピング取引や国内FXでは取り扱いの少ないマイナーな通貨ペアで取引を行いたい人には海外FXがおすすめです。
【国内FXがおすすめな人】資金に余裕がある人
国内FXは、投資資金に余裕がある人におすすめの業者です。
なぜなら、資金に余裕があり数百万〜数千万円の取引を続けられる人は、最大レバレッジ25倍の国内FXでも大きな利益を目指せるからです。
リスクの高い海外FXのハイレバレッジ取引をするメリットは少なくなるでしょう。
また、国内FXをメインで使用しながら口座開設ボーナスや取引ボーナスのキャンペーンに合わせたお得なタイミングのみ海外FXを利用する方法もおすすめです。
海外FXを始めるならココ!おすすめ業者3選
海外FXを始める人におすすめしたい業者を厳選してご紹介します。
どの業者を選べばいいのかわからない人は、この中から気になる業者を選んでみてください。
おすすめ業者1:BigBoss(ビッグボス)
海外FXのおすすめ業者1社目は「BigBoss(ビッグボス)」です。
【BigBoss(ビッグボス)おすすめポイント】
● 最大999倍のハイレバレッジ ● 追証なしのゼロカットシステムを採用 ● ロスカット水準20% ● 取引ボーナスあり ● 取引方式はNDD方式・Equinix社のサーバーで高速約定 ● 口座開設までスピーディー(3分で完了) ● 世界標準の取引ツールMT4使用 ● 日本語サポートも充実(日本語サポートチームあり) ● 初めてでも安心!解説動画あり(YouTube) |
BigBoss(ビッグボス)は、人気の海外FX業者にあるハイレバレッジやゼロカットシステム、 NDD方式の取引方式などを採用している海外FX業者です。
また、別の海外FXでデメリットとなりやすいスプレッドを狭く設定しているため、手数料が心配な人でも安心して利用できるでしょう。
さらに、英語が苦手な人でも安心の日本語サポートはもちろん、口座開設は約3分で完了できるため初心者でも今すぐ利用できます。
YouTubeに日本語対応の解説動画があることも信頼できるポイントです。
おすすめ業者2:XMTrading(エックスエム)
海外FXのおすす業者2社目は「XMTrading(エックスエム)」です。
【XMTrading(エックスエム)おすすめポイント】
● 最大888倍のハイレバレッジ ● 追証なしのゼロカットシステムを採用 ● 日本人利用者が多い ● 取引方式はNDD方式 ● 口座開設ボーナス3,000円 ● 入金100%ボーナスあり ● 最低入金額500円から ● 日本語サポートが充実 ● 口コミが良く信頼できる |
XMTrading(エックスエム)は、日本人FXトレーダーから絶大な人気を誇る海外FX業者です。
人気の理由は、日本人から人気があることに加えて、出金拒否や詐欺などの悪質な噂も少ないことが要因です。
また、口座開設ボーナスがあることに加えて、初心者は最低入金額500円からトレードを始められます。
ただし、他の海外FX業者と比較してスプレッドが広いため、スキャルピングトレードを目的に海外FXを始めたい人には向いていません。
おすすめ業者3:GEMFOREX(ゲムフォレックス)
海外FXのおすす業者3社目は「GEMFOREX(ゲムフォレックス)」です。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)おすすめポイント
● 最大1000倍のハイレバレッジ ● 追証なしのゼロカットシステムを採用 ● 取引方式はDD方式 ● 口座開設ボーナス最大2万円 ● 入金100%ボーナスあり ● 最大1000倍までのハイレバレッジ ● 日本語サポートに対応 ● 最低100円から入出金可能 |
「GEMFOREX(ゲムフォレックス)」は、充実した口座開設ボーナスと入金ボーナスが人気の海外FX業者です。
口座開設ボーナスは、トレードにも利用できるため、現金を入金せずにノーリスクで海外FXにチャレンジできます。
海外FX業者に入金するのが怖いと感じる人や、ノーリスクでハイレバレッジを体験したいという人におすすめの業者です。
また、狭いスプレッドと日本語に完全対応でサポートも充実しています。
まとめ
当記事では、海外FXのメリットとデメリット、国内FXとの違いを比較して解説しました。
海外FXと国内FXは、レバレッジの違いやロスカットシステムの違いなど、さまざまなメリットとデメリットが存在します。
最後にもう一度、海外FXのメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
海外FXのメリット
海外FXのデメリット
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比較すると国内FXよりも海外FXのほうが取引に関する規制が緩く自由度が高いことがわかります。
ルールに縛られずに利益を追求したトレードを行えることが何よりも大きなメリットだといえるでしょう。
また、海外FXの日本語サポートも充実してきているため、初心者も安心して口座開設を進められます。
取引方法や使い方に不安な点がある人は、口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用したローリスクな取引で実際の取引を体験してみることをおすすめします。
紹介した海外FX業者の中でも特におすすめの業者は「BigBoss(ビッグボス)」です。
BigBoss(ビッグボス)がおすすめの理由
● 最大999倍のハイレバレッジ ● 追証なしのゼロカットシステム採用 ● 最短3分で口座開設完了 ● 国内銀行の入出金可能で便利 ● 日本語対応サポート体制も充実 |
「 BigBoss(ビッグボス)」は、安心の日本語サポートと国内銀行の入出金可能な安心設計で、初心者にも使いやすい海外FX業者です。
「結局どの海外FX業者を選べばいいか決められない」という人は、今すぐ約3分で口座開設できるBigBoss(ビッグボス)で海外FXの口座開設をしてみてください。