海外FXは株式投資と違って平日24時間取引ができます。
とはいえ、平日忙しい方の中には「土日も海外FXなら取引ができるのか?」「市場が空いていない日は何をすればいいのか?」といった疑問を抱えている方も多いでしょう。
そこで本記事では、
- 海外FXで土日のトレードができるのか
- 土日でも取引ができる銘柄
- 週末を迎える時の注意点
- 海外FXトレーダーが土日にやるべきこと
などについて解説していきます。
この記事を読めば、海外FXの取引時間を理解できるようになり、為替市場が空いていない時にするべきことが明確になるでしょう。
なお、土日もトレードをしたい方にはBigBossをおすすめします。BigBossなら土日も取引可能な暗号資産のトレードができるからです。
土日もトレードをしたい方におすすめ!
FXは月曜日の朝から土曜日の朝までトレードができる
海外FXは平日であれば基本的に24時間取引できます。
厳密には、月曜7:00頃~土曜7:00頃まで(冬時間の場合)がトレード可能な時間で、土曜7:00頃~月曜7:00頃までは一切取引できません。
例えば、XMでは以下の時間帯に取引が可能です。
夏時間の取引時間 (3月最終日曜日~10月最終日曜日) |
月曜6:05~土曜5:50 |
---|---|
冬時間の取引時間 (10月最終日曜日~翌年3月最終日曜日) |
月曜7:05~土曜6:50 |
夏時間とは、日の出が早まる3月~11月に時計の針を1時間進める施策です。日本ではあまり馴染みがないですが欧米を中心に取り入れられています。
また、日本の為替市場は平日9:00~17:00までですが、時差の関係で夜になっても他の国の為替市場が開いています。
主な為替市場と開場時間をまとめると以下の通り。
主な為替市場 | 開場時間(日本時間) |
---|---|
オセアニア市場 | 4:00~16:00 |
日本市場 | 9:00~17:00 |
ロンドン市場 | 16:00~翌日2:00 |
ニューヨーク市場 | 21:00~翌日6:00 |
※冬時間は1時間足した時間
こういった事情があり、平日24時間いつでも取引が可能です。
土日はFXの取引ができないので注意
前述した通り、FXのトレードができるのは為替相場が開いている時間のみ。土日祝日・年末年始は為替市場が空いてないため取引ができません。
この章では、土日や祝日、年末年始にトレードできない理由について深掘りしていきます。
土日に取引できないのは世界中の為替市場が休みだから
土曜日の朝から月曜日の朝までは取引ができないのは、世界中のほとんどの為替市場が土日休みだからです。
しかし、バーレーンを中心とした中東市場は、宗教の関係で金曜日が休みのため土日も市場が開いています。
ただし、ほとんどのFX業者は中東市場に対応していません。また、中東では為替の取引が活発ではないため、値動きはあまりないと考えていいでしょう。
祝日や年末年始は一部取引ができないケースがある
日本が祝日の場合でも海外の市場が開いていると、通常通りの時間帯に取引ができます。
ただし、海外が祝日の場合、一部の通貨ペアやCFD商品の取引ができないケースもあります。
また、年末年始は休場になったり営業時間が短縮されたりするケースもあるため、事前に確認しましょう。
暗号資産なら土日も取引が可能
暗号資産は土日祝日に関わらず、24時間365日相場が動いているため、いつでもトレードが可能。
海外FX業者の中には暗号資産の取引に対応している業者もあり、仮想通貨取引所と同じく土日も取引できる海外FX業者が存在します。
以下の業者であれば、土日も取引でき、急激な変動にもすぐ対応可能です。
- XM
- GemForex
- FXGT
- BigBoss
- iFOREX
土日も取引をしたい方は、ぜひ暗号資産のトレードを検討してみてください。
スキャルピングやデイトレードをする場合、土日を挟んでポジションを持たない
海外FXは週末にポジションを持ち越さずに、決済するのがおすすめです。
なぜなら、土日に経済的な事件や戦争などが発生した場合、月曜日の値動きに大きな影響を与える可能性が高いからです。
その結果、月曜日の朝の価格が金曜日の終値と大きく差が広がります。このようなケースを窓開けといい、大損するおそれもあるので注意しなければなりません。
例えば、金曜日のドル円の終値が110円とします。土日に戦争が発生し、月曜日早朝の始値が109円だった場合、100pipsも下落するので大損するかもしれません。
109円(月曜日の価格)-110円(金曜日の価格)=-100pips
1ロットのポジションを保有していた場合、10万円の損失です。海外FXでは土日を持ち越すだけでこのようなリスクが起こりうるので、注意してください。
海外FXトレーダーが休みの間にやるべき3つのこと
ここまで説明したように海外FXは土日に取引ができません。そうなると「土日にトレードができないなら何をしたらよいの?」といった声が上がりそうですね。
取引がお休みの時は以下の3点を実践しましょう。
- ゆっくり休む
- 1週間の振り返りをする
- 来週のシナリオを考える
トレードの勝率を上げるためには、休日の過ごし方が重要です。それぞれご説明します。
1. ゆっくり休む
FXの取引をしていると、精神的な疲れや緊張感から冷静に相場を見られなくなるケースがあります。
FXで勝つためには休むことも必要です。
土日こそ、相場から離れて気分転換をしてください。買い物や映画を観に出かけたり運動して汗を流したりしてもよいでしょう。
トレードの結果は過去の積み重ねに過ぎません。利益を出し続けるためには、常にフラットなメンタルを保ち続ける必要があります。
気持ちにメリハリをつけて取引に臨みましょう。
2. 1週間の振り返りをする
土日は為替市場が空いていないので、振り返りをするチャンスです。ルール通りにトレードができたのか、なぜ負けたのかといった点を反省することは、トレードの上達に欠かせません。
勝因と敗因をそれぞれ分析してください。そして、改善点を見つけてスキルアップするのがポイントです。
3. 来週のシナリオを考える
1週間の振り返りをした後に、反省点を踏まえて来週以降のシナリオやトレードで検証したい点を考えましょう。
このような仮説検証の積み重ねは、FXで勝つためには欠かせません。情報収集などもしっかり行っておきましょう。
まとめ:海外FXで勝つためには休みをどう過ごすかが大切
海外FXは平日24時間取引はできますが、土日は市場が休みのためトレードできません。そのため、土日は休息や振り返りなどに時間をあてて、来週に備えましょう。
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