BigBossの両建てのルールとは? 一部の手法が禁止されている理由も解説!

BigBoss

BigBossは両建てが認められているFX業者です。ただ、他の海外FX業者と同じく禁止されている両建てもあるので注意しなければなりません。

中には「BigBossと他の業者の口座間での両建てならバレないのでは? 」と考える方もいるでしょう。

そこでこの記事では、

  • BigBossで禁止されている両建て
  • 両建てはどんな時に使うのか
  • 両建てを使う時に注意すべき3つのこと

について詳しく解説します。

この記事を読めば、なぜ複数口座で両建てをしたらバレるのかもわかります。効果的な両建ての使い方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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BigBossは同一口座での両建てならOK!

両建てとは、同じ通貨ペアで買いと売りの両方のポジションを持つ手法です。

BigBossでは、以下のような両建ては認められています。

  • USD/JPYの買いポジション
  • USD/JPYの売りポジション

なお買いと売りのロット数が同じ場合、価格が上がっても下がっても、それぞれの損益の合計は変わりません。

以下の表は、買いと売りのポジションを1ロットずつ保有した場合の損益。

ポジション 1ドル100円になった場合 1ドル120円になった場合
1ドル110円で保有した売りポジション 10万円の含み益 10万円の含み損
1ドル105円で保有した買いポジション 5万円の含み損 15万円の含み益
合計損益 5万円の含み益 5万円の含み益

1ドルが100円になった場合も120円になった場合も、合計の損益は同じく5万円ですね。

BigBossで禁止されている3種類の両建てを解説!

BigBossでは、1つの口座で両建てするのは問題ありません。しかし、以下のような両建てについては禁止されているので注意してください。

  1. BigBossの別口座同士での両建て
  2. BigBossの口座と他社の口座で両建て
  3. グループ間での両建て

順番に見ていきましょう。

1.BigBossの別口座同士での両建て

BigBossでは、別口座同士での両建ては禁止されています。

例えば、1つ目のスタンダード口座でUSD/JPYの買いポジションを持ち、2つ目のスタンダード口座でUSD/JPYの売りポジションを持ってはなりません。

また、口座タイプが同じであっても、別方向のポジションを持つのは禁止されているので注意しましょう。

BigBossのサポートからもそのような回答をいただいているので間違いありません。

特に注意しなければならないのは、1つの口座は裁量トレード、もう1つの口座はEAを使った自動売買というように口座ごとに手法を分けているケース。

自動売買はEAがトレードをするので、知らないうちに両建てをしていたなんてこともあります。不正な取引として扱われるリスクもあるので注意してください。

2.BigBossの口座と他社の口座で両建て

以下のように、BigBossの口座と他業者の口座での両建ても禁止されています。

  • BigBossの口座でEUR/JPYの買いポジションを持つ
  • 他の海外FX業者の口座でEUR/JPYの売りポジションを持つ

なお、なぜ他の海外FX業者のトレードがバレるのは不思議に感じる方もいるかもしれません。実は各FX業者では、別業者の取引であっても、MT4やMT5の取引履歴を確認できるのです。

そのため、BigBossに黙って両建てをしていたとしても、他社の取引履歴も簡単にバレてしまいます。

したがって、他社との両建ては絶対にしないでください。

3.グループ間での両建て

トレーダーの中には、グループを組み、複数口座での両建てをしようと考える方も少なくありません。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. AさんとBさんで口座を開設
  2. Aさんが自分の口座でUSD/JPYを買う
  3. Bさんが自分の口座でUSD/JPYを売る

なお、AさんとBさんのロット数や証拠金は同じです。この手法を使った場合、AさんかBさんのうちのいずれかはポジションが強制ロスカットされます。

しかし、片方のポジションは大きな利益を得られるでしょう。

相場がどちらに動いてもトータルでは利益を得られるため、BigBossを始め多くの海外FX業者で禁止されている手法です。

当然、グループ間での両建ても禁止されているので、しないようにしてください。

BigBossで複数口座での両建てが禁止されている理由

BigBossでは、同じ口座での両建ては認められていますが、複数口座での両建ては禁止されています。

では、なぜ複数口座での両建ては禁止されているのでしょうか? その理由はBigBossが大損するリスクが著しく高くなるからです。

以下のような実例をもとに解説してみましょう。

  • BigBossの口座を2つ開設(100%入金ボーナスを使って5万円ずつ入金)
  • A口座ではUSD/JPYを5ロット買う
  • B口座ではUSD/JPYを5ロット売る

この後、USD/JPYの価格が大きく上昇したとします。そうすると、両方の口座の損益は以下のようになるでしょう。

ポジション 1ドル100円⇒105円に上昇した場合の損益
A口座 買い 5ロット×500pipsで250万円の利益
B口座 売り 100.1円付近で強制ロスカットに遭い10万円の損失

(実際の損失は入金した5万円のみ)

両方の口座の損益を合わせると245万円です。

ここまで大きな利益を得られたのには理由があります。

  • A口座のポジションは価格の上昇とともにどんどん利益が増えていった
  • B口座はゼロカットにより入金した金額しか損をしなかった

BigBossでは、ゼロカットシステムと呼ばれる制度により、証拠金以上の損失は発生しません。

そのため、B口座の損失は入金した金額に限られるのに対して、A口座の利益はどんどん増加していきました。

この手法は、トレーダーにとっては稼ぎやすい手法です。

しかし、このような手法を使われると、FX業者はゼロカット分を補填しなければなりません。そのため、大損するので複数口座での両建てを禁止しています。

複数口座での両建てがバレると、利益が没収されたり口座凍結をされたりするので、注意しましょう。

両建てを使うのに効果的な2つの局面

両建てをしても利益が発生するわけではありません。では、両建てはどのように使えばよいのでしょうか?

一般的には以下のいずれかの局面で使うとよいでしょう。

  1. 強制ロスカットを避けたい時
  2. トレンドが発生するのかレンジ相場が続くのか見極めたい時

詳しく解説します。

1.強制ロスカットを避けたい時

両建ては強制ロスカットを避けたい時に効果的な手法です。

例えば上の図を見てください。1ドル100円の時に保有した買いポジションですが、99円まで下がっています。

このまま放置し続けた場合、98.80円を割ると、強制ロスカットが発動してしまいます。損切りも可能ですが、大損を受け入れられない方もいるのではないでしょうか?

そのようなケースでは、買いポジションと同量の売りポジションを持って、反転するのを待つ方法が効果的です。

買いも売りも同量のロットであれば、価格がさらに下落しても損失は増加しません。頃合いを見計らって買いポジションを決済すれば、大損しなくて済む可能性があります。

2.トレンドが発生するのかレンジ相場が続くのか見極めたい時

上のチャートを見てください。レンジ相場が長期間続いていますね。

ただ、永遠にレンジ相場が続くわけではなく、どこかのタイミングで上か下のどちらかに価格が動きます。

そして、両建てを使えば、リスクを抑えてトレンド相場に乗ったりレンジ相場の反転局面で利益を得られます。

例えば、レンジ相場の天井で買いポジションと売りポジションを持ちます。この後上昇トレンドに発展するか、レンジ相場が続くかで戦略が変わります。

買いポジション 売りポジション
上昇トレンドになった場合 そのまま保有し続ける 直近高値を超えたら損切りする
レンジ相場が続く場合 損切りする そのまま保有し続ける

この手法でトレードすれば、上昇トレンドになってもレンジ相場が続いても勝てる可能性はあります。

ただし、100%勝てる手法ではありません。また、どのタイミングで損切りするかは、慣れないと難しいでしょう。

BigBossで両建てを使う時に注意すべき3つのこと

両建ては上級者向けの手法です。したがって、初心者が気軽に使うものではありません。なぜなら、両建てにすると、通常のトレードよりもさまざまな面で複雑になるからです。

そして、両建てをする際には以下のような注意点があります。

  1. 両方のポジションのスプレッドがかかる
  2. 両建ての配分により必要証拠金が変わる
  3. 両建てを外すタイミングが難しい

必ず事前にこれらの注意点を把握しておきましょう。

1.両方のポジションのスプレッドがかかる

FXでは売買するたびにスプレッドを支払う必要があります。買いポジションと売りポジションの両方を持つということは、2倍近いスプレッドがかかる可能性があります。

したがって、闇雲に両建てをすると、損失が増えるだけなので注意しましょう。

2.両建ての配分により必要証拠金が変わる

両建てをした際、その配分により必要証拠金が変わります。

例えば、ドル円の1ロットあたりの必要証拠金が1万円と仮定します。両建ての配分により以下のように必要証拠金が変わります。

買いポジションのロット数 売りポジションのロット数 必要証拠金
1ロット 1ロット 0円
1ロット 2ロット 1万円
2ロット 1ロット 1万円
1ロット 3ロット 2万円

買いも売りも1ロットずつ保有している場合は、必要証拠金はかかりません。

また、どちらかのロット数が多い場合は、買いポジションから売りポジションのロット数を引いた分の必要証拠金しかかからないです。

必要証拠金が減れば、証拠金維持率のアップにもつながるため、強制ロスカットのリスクも多少落ちるでしょう。

3.両建てを外すタイミングが難しい

両建ては使い方次第では便利な手法です。しかし、ポジションを両建てにしたままでは、いつまで経っても利益は発生しません。

そのため、片方のポジションを決済して、両建てを解除する必要があります。

ところが、そのタイミングが難しいので注意が必要です。例えば、以下のケースで考えてみましょう。

1ドル100円で買い注文を入れましたが、99円まで下がったので両建てにしました。1ドル98円まで下がったので、ここで売りポジションだけを決済して両建てを解除!

後は、反転して上昇すれば、大損を避けられます。ところが、さらに価格が下落すると、含み損が一気に拡大してしまいました。

このように、両建てを解除した途端に大損するリスクもあるので、注意しなければなりません。

まとめ:BigBossでは複数口座間の両建ては禁止されているので注意する


BigBossでは、同じ口座で買いと売りのポジションを持つのは何ら問題ありません。しかし、複数口座間での両建ては禁止されているので、絶対にやめましょう。

両建ては、使い方次第で利益を増やせますが、両建てを解除するタイミングを間違えると大損するリスクが高くなります。

BigBossを利用するメリットは3つあります。

  • 最大レバレッジ999倍
  • 強制ロスカットされる証拠金維持率が20%
  • 追証がない

多くのポジションを持てるだけでなく、追証がないので借金を負う心配がありません。多少ハイリスクなトレードもしやすいでしょう。

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