【知らない間にロスカット?】AXIORYの証拠金の計算方法を商品ごとに解説

Axiory

「AXIORYのような海外FX会社ってレバレッジ高いし、ロスカットが心配……」

このような悩みを持っていませんか?

たしかに国内と比べて海外FX会社はレバレッジが高めであり、AXIORYのレバレッジも最大で400倍と高倍率です。

しかしレバレッジが高ければ必要な証拠金は少なくなるので、通貨数を大きくし過ぎない限り、国内よりも安全にトレードできるのです。

とはいえ、

「AXIORYで必要になる証拠金の計算方法が分からない」

「証拠金がトレードとどんな関係があるのかイメージできない」

といった悩みもあるかと思いますので、この記事では、

  • AXIORYのロスカットやマージンコールのルール
  • 必要証拠金の計算方法
  • ロスカットを防ぐための方法

について解説します。

最後まで読めばロスカットの不安を払拭し、安全にトレードするための方法が分かるでしょう。

AXIORY公式ページで詳しく見る

証拠金に関連するAXIORYのルール

証拠金とは、FXでトレードする際に用意しなくてはならない資金であり、必要額はトレードする通貨数によって変わります。

もしトレード中に証拠金が一定水準を下回ればロスカットされてしまうので、証拠金に関連するルールは事前に把握しておかなければなりません。

ここではAXIORYの証拠金について理解を深めるために、ロスカットとマージンコールのルールを解説しましょう。

AXIORYのロスカット水準は証拠金維持率20%

AXIORYのロスカットは証拠金維持率が20%を下回った場合に起きます。

ロスカットとは、損失の拡大を抑えるために強制的にポジションが決済されることです。

そして証拠金維持率とは、必要証拠金に対する純資産の割合です。

証拠金維持率 = 純資産÷必要証拠金 ×100(%)

上記の計算式で出されるため、必要証拠金と大きな関わりがあります。

なおAXIORYでは、使うプラットフォームがMT4・MT5かcTraderかによって、ロスカットの方法が異なります。

それぞれの違いを見ていきましょう。

MT4・MT5のロスカット方法

MT4とMT5は同じ仕組みでロスカットされます。

証拠金維持率20%以下になった時、最も収益額でマイナスのポジションが決済対象です。

例えば0.4Lotで-20,000円のポジションがあったとし、他のポジションと比較して一番収益額が悪いとします。

ポジション 収益額
0.4Lot(決済対象) -20,000円
0.6Lot -5,000円

この場合、この0.4Lotをロスカットで一括決済します。

cTraderのロスカット方法

cTraderの場合、最も証拠金を消費しているポジションから決済します。

証拠金維持率が20%を超えるのに必要な、最低限のポジションが決済対象です。

仮に下記のようなポジションを保有し、必要証拠金を消費しているとします。

ポジション 必要証拠金
0.4Lot(決済対象→決済後0.32Lot) 4,000円(決済後3,200円)
0.1Lot 1,000円

cTraderでは、0.4Lotの内、0.08Lotだけ決済のように、必要な分だけ決済されるのです。

AXIORYのマージンコール水準は証拠金維持率50%

マージンコールは証拠金維持率が50%以下になると発生します。

マージンコールになると、MetaTraderの損益欄が赤で表示されますが、制限などは発生しません。

しかしマージンコールの発生は、ロスカットの水準まで近づいているサインでもあるので、ロスカットにならないよう対策するのをおすすめします。

【AXIORYと他社を比較】ロスカット・マージンコールの水準について

AXIORYのロスカットラインを他の海外FX業者と比較してみましょう。

FX会社名 ロスカット水準
マージンコール水準
AXIORY 20% 50%
TradeView 100% なし
FXDD 50% なし
GEMFOREX 20% 50%
BigBoss 20% 50%
XM Trading 20% 50%

比較すると、中にはロスカット水準が高く、マージンコールを用意していないところもあるのが分かるでしょう。

AXIORYはロスカット・マージンコールともに、他の海外FX会社と肩を並べられるほど低い水準となっていますので、ロスカットに遭うリスクが低めです。

AXIORYの必要証拠金の計算方法

証拠金のルールを解説しましたが、ロスカットにならないためにどのように証拠金が計算されているか気になるところ。

そこでAXIORYの証拠金の計算方法について、各商品ごとに説明します。

AXIORYで扱う商品はFXだけではなく、それぞれ計算方法が違いますので、各商品毎に見ていきましょう。

▶海外FXのLotの計算方法はこちら

FX

FXの場合、次の公式から必要証拠金を計算できます。

必要証拠金=(取引通貨量×数量÷レバレッジ)×アカウントベース通貨への変換レート

必要証拠金はポジションを保有するにあたって担保にするお金。

例えばユーロドルを0.01Lot購入・レバレッジを400倍に設定した場合の必要証拠金は、

100,000(取引通貨量)×0.01(数量)÷400倍(レバレッジ)=2.5ユーロ

となります。

口座の通貨を円にしている場合、その時のレートで換算しますので、1ユーロ=130円とすれば、2.5ユーロ×130円で必要証拠金は325円です。

金銀

金(XAUUSD)銀(XAGUSD)の場合は、次の公式で計算されます。

必要証拠金=取引価格×契約サイズ×数量÷100

もし金を0.01Lot・1,700ドルで購入した場合、必要証拠金を求める計算式は、

1,700(取引価格)×100(契約サイズ)×0.01(数量)÷100=17ドル

となります。

契約サイズは100、レバレッジも100倍と固定で決まっていますので、FXよりも計算しやすいでしょう。

株価指数CFD

株価指数CFDの場合は、次の公式で計算されます。

必要証拠金=Lot数×契約サイズ×取引価格×ティックバリュー÷ティックサイズ×証拠金率÷100

仮にNYダウ平均指数(DOW)を35,500ドルで0.01Lot購入した場合の必要証拠金は下記の通りです。

0.01(ロット数)×5(契約サイズ)×35,500(取引価格)×0.5(ティックバリュー)÷0.1(ティックサイズ)×0.2(証拠金率)÷100=17.75ドル

契約サイズなど、各パラメータは銘柄により異なるのでご注意ください。

▶株価指数CFDの各パラメーターはこちら

エネルギーCFD

エネルギーCFDの場合は、次の公式で計算されます。

必要証拠金=Lot数×契約サイズ×取引価格×証拠金率÷100​

WTI 原油(CL)を83ドルで0.01Lot購入した場合の必要証拠金は、

0.01(ロット数)×100(契約サイズ)×83(取引価格)×50(証拠金率)÷ 100=41.5ドル

株価指数CFD同様、契約サイズといった各パラメータは銘柄により異なります。

▶エネルギーCFDの各パラメーターはこちら

株式CFD

株式CFDの場合は、次の公式で計算されます。

必要証拠金=Lot数×契約サイズ×価格×証拠金率÷100

Adobe(ADBE)を643ドルで0.1Lot購入した場合の必要証拠金の計算は、下記の通りです。

0.1(ロット数)×1(契約サイズ)×643(取引価格)×20(証拠金率)÷ 100=12.86ドル

契約サイズなど、各パラメータは銘柄により異なるのでご注意ください。

▶株式CFDの各パラメーターはこちら

現物株式・ETF

現物株式とETFは、レバレッジが1の商品のため、表示されている価格が必要証拠金です。

両建てした時の証拠金の計算方法

両建てを行った際の必要証拠金計算方法は、使用するプラットフォームによって異なるため、通常の計算方法とは異なります。

MT4・MT5とcTraderの計算方法を見てみましょう。

MT4・MT5の場合

MT4もしくはMT5を使用している場合、買いポジションと売りポジションで必要証拠金は相殺されます。

例えば買いボジションを3Lot、売りポジションを1Lot保持している場合、3Lot-1Lotで、2Lot分の必要証拠金になります。

買いポジションと売りポジションが同数の場合、証拠金は不要です。

cTraderの場合

cTraderを使用している場合、所有ポジションの多い方が採用されます。

先ほどの例では、買いボジションを3Lot、売りポジションを1Lot保持していました。

この場合、買いポジションの3Lot分の必要証拠金が適用されます。

【手軽に計算可能】AXIORYの提供する証拠金計算ツール

各商品ごとに具体的な計算方法を解説しましたが、必要証拠金を自分で計算するのは大変です。

実際に必要証拠金を計算する際は、AXIORYが用意している計算ツールを使用するのをおすすめします。

AXIORYの計算ツールはこちら

このツールを使えば、取引通貨やLot数を入力するだけで、いくら証拠金が必要かすぐに分かりますし、通貨の換算や、スワップがいくら発生するかまで計算可能です。

ただし概算するためのツールなので、参考程度に留めるのが良いでしょう。

AXIORYでロスカットを防ぐ方法

ロスカットやマージンコールの水準、そして必要な証拠金の計算方法については分かりましたが、トレードを続けていればロスカットになりそうな局面は訪れるでしょう。

ロスカットを防ぐための方法は下記の3つ。

  • 入金する
  • 損切りする
  • 両建てする

順に解説します。

方法1.入金する

ロスカットになる原因は証拠金不足ですので、口座に追加入金すれば証拠金維持率を回復させられます。

最も分かりやすく簡単な方法なので、金銭に余裕がある場合におすすめの方法です。

方法2.損切りする

ポジションの損切りも、証拠金維持率回復の1つの方法です。

「損しているポジションを決済すると証拠金維持率は減るんじゃないの?」と思いがちですが、ポジションを保有するための必要証拠金を減らせます。

ポジションを損切りすると純資産は減りますが、必要証拠金も減るため維持率を回復できるのです。

方法3.両建てする

MT4・MT5の場合、両建てすれば必要証拠金を相殺できますので、持っているポジションと反対のポジションを新たに保有すれば維持率を回復できます。

ただし反対のポジションを持った後に、さらに価格が反転した場合、そのポジションで含み損を出してしまうでしょう。

あくまでロスカットを防ぐための手段であり、利益を出すためのコツではない点にご注意ください。

▶海外FXの両建ては禁止行為?両建てでトレードしている方はこちら

まとめ

今回はAXIORYの証拠金について解説しました。

証拠金の計算方法はトレードする商品によって異なりますが、どの商品をトレードする場合でもロスカットを回避するために、必要証拠金や証拠金維持率をチェックしておきましょう。

AXIORYのロスカット・マージンコールの水準は低く、大きく価格変動した時でもロスカットを執行されるリスクが低いので、まだ口座開設していない方はAXIORYを利用してみてはいかがでしょうか?

AXIORYには、

  • ゼロカットシステムを導入している
  • 約定が早いプラットフォーム「cTrader」を使える
  • 約定率は99.99%

といった強みがあります。

ゼロカットシステムがあればロスカット時に口座残高以上の負担はかかりませんし、約定力に優れていればトレードのチャンスを逃しません。

FXトレードをしている方は、ぜひAXIORYを利用してみましょう!

AXIORY公式ページで詳しく見る

タイトルとURLをコピーしました