「自動売買に興味があるけど、AXIORYでもできるのかな?」
このように思っていませんか?
MT4を利用した自動売買は海外FXの魅力の一つですが、難しそうに感じて躊躇しますよね。
他にも、
「AXIORYと他の海外FX業者で自動売買するにあたり、有利不利はあるのでしょうか?」
といった疑問もあるでしょう。
この記事ではAXIORYで自動売買をしたい方へ、
- AXIORYで自動売買を行う3つの方法
- AXIORYの自動売買を利用するメリット・デメリット
- AXIORYでEAを導入するまでの手順
について解説します。
最後まで読めば、「プログラムを準備すれば自動売買できる!」と理解し、AXIORYで自動売買を始める準備を整えられるでしょう。
AXIORYで自動売買する3つの方法
AXIORYで自動売買する方法は3種類あります。
自動売買に活用できる3種類とは、下記の通り。
- MT4のEA
- MT5のEA
- cTraderのcBot
それぞれの違いを説明します。
方法1.MT4
MT4(MetaTrader4)は、2000年にキプロスで設立されたMetaQuotes社によって開発されたプラットフォームです。
MT4には自動売買プログラムをセット可能であり、自動売買プログラムをエキスパートアドバイザ(略称EA)と呼びます。
「自動売買といえばMT4のEA」と呼ばれるほど多くの人に利用されている機能ですので、現時点で自動売買したい人は、MT4のEAを利用すると良いでしょう。
というのも、この後説明する他のプラットフォームでは、使えるプログラム数が少ないためです。
自分でプログラム開発をする場合には問題になりませんが、他人の作ったプログラムを利用する場合、プログラム自体がなければ始まりません。
プログラムはさまざまな場所で手に入れられ、有名な場所はGogoJungleです。
方法2.MT5
AXIORYではMT4のバージョンアップしたプラットフォームである、MT5を利用できます。
MT5でもEA機能は実装されているため、自動売買が可能です。
ただし、MT4のEA用に作られたプログラムはMT5のEAで動かせないので、EAの販売サイトで購入する際はMT4用かMT5用かを事前に確認しましょう。
MT5のEAのプログラム数はMT4より少ないですが、GogoJungleでも取り扱っています。
方法3.cTrader
cTraderとは、2010年にキプロスで設立したSpotware Systemによって開発されたプラットフォームであり、AXIORYでもcTraderを利用できます。
cTraderは裁量トレード時に評判のよいプラットフォームですが、自動売買機能もあります。
自動売買プログラムの名称はcBotです。
プラットフォームのシェアが少ないため、日本語で開発しているケースは滅多に見られず、cBotのプログラムは公式フォーラムで手に入れられます。
MT5同様、特別な理由がない限りはMT4の自動売買機能を利用した方が無難です。
AXIORYで自動売買を利用するメリット3点
AXIORYで自動売買をする場合、MT4を利用するのが望ましいとお伝えしました。
続いてAXIORYで自動売買を利用するメリットを解説します。
そのメリットは、
- ストップレベルが低い
- NDDなので信頼できる
- デモ口座で事前に確認できる
の3点です。
メリット1.ストップレベルが低い
ストップレベルとは、保持しているポジションに対して、指値や逆指値を注文する際にかかる制限値のことです。
例えばストップレベルが10であれば、現在値よりも1pips離れた値段にしか指値ができません。
AXIORYのストップレベルは0であるため、ポジションを保持した後に、指値注文を細かく実行するような自動売買プログラムでも、問題なく稼働させられます。
スキャルピングタイプの自動売買においては、小さな値段を使うケースも多いため有利でしょう。
メリット2.NDDなので信頼できる
AXIORYはNDD方式を採用しているので、自動売買を安心して行えます。
DD方式のFX業者の場合、自動売買で儲かりすぎると約定拒否が発生するケースもあります。
一方NDD方式の場合は、FX業者によって約定拒否される心配はありません。
DD方式のFX業者において、EAの注文では約定拒否が起きているにもかかわらず、裁量注文では注文が通った事例もあります。
メリット3.デモ口座で事前に確認できる
簡単にデモ口座を作成可能なため、事前にテスト可能です。
同じプログラムでもFX業者の違いで正常に動作しないケースもあるため、実際に自動売買を稼働させる前のテストは重要になります。
FX業者によっては、ドル円の気配値表示名が「USDJPY.std」「USDJPY」といった違いがあるだけで動かない場合もあります。
そのため事前にテストが可能な、デモ口座を作成できるのは大きなメリットです。
AXIORYで自動売買を利用するデメリット2点
AXIORYで自動売買する上でのデメリットは下記の2点。
- 無料VPSサービスがない
- EAのプログラムを自分で用意する必要がある
それぞれ解説しましょう。
デメリット1.無料VPSサービスがない
AXIORYには無料のVPSサービスがない点にご注意ください。
VPS(Virtual Private Server)とは、自動売買プログラムを実行する際に活用できる「仮想専用サーバー」のことです。
もし自分のパソコンで自動売買する場合、パソコンの電源を消すと自動売買プログラムは停止し、自動売買がストップしてしまいます。
しかしVPSを利用すれば、パソコンの電源を切ってもMT4やcTraderをVPS上で24時間動かし続けられます。
他のFX業者では条件を満たせば無料でVPSを利用できる所もありますが、AXIORYには無料VPSがないため、本格的に自動売買をするなら自分でVPSを借りなければいけません。
デメリット2.EAのプログラムを自分で用意する必要がある
AXIORYからはプログラムが提供されないため、自分で自動売買プログラムを用意しなければなりません。
FX業者中には、無料で使える自動売買プログラムを用意しているところも存在します。
例えばGEMFOREXでは、自動売買プログラム無料提供サービスを実施しています。
もちろん、無料で提供しているプログラムは優秀とは限らないので注意しましょう。
このように、AXIORYにおいては自動売買プログラムの提供がないため、自分で用意しなければなりません。
AXIORYでEAの自動売買を利用するまでの手順
ここからはAXIORYのMT4における、EAの実行手順を説明しましょう。
大まかな手順は、EAの配置→有効化といった流れになります。
なお、MT5の手順はMT4とほとんど同じです。
手順1.EAの配置
始めにダウンロードしたEAをMT4に配置するまでの手順を説明します。
MT4を起動し、メニューより「ファイル」「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるウインドウから「MQL4」(MQL5)を開きます。
「Experts」を開きます。
表示された「Experts」フォルダ内に準備したEAを配置します。
手順2.EAの有効化
配置したEAのデータを反映させるためにMT4を再起動します。
再起動後、ツールバーの「自動売買」ボタンをクリック。
ナビゲーター内の「エキスパートアドバイザ」から該当のEAを適用させたいチャートにドラッグアンドドロップします。
設定画面が表示されるので、「全般」タブ内の「自動売買を許可する」にチェックを入れます。
「OK」をクリックすると、EAが開始されます。
ただしEA毎に別途必要な設定がある場合はその指示に従ってください。
AXIORYでcBotによる自動売買を利用するまでの手順
AXIORYのcTraderにおいて、cBotの実行手順を説明しましょう。
MT4同様、配置・有効化の流れとなります。
手順1.cBotの配置
ここではcBotをcTraderに配置します。
cTraderを起動し、「Automate」をクリックします。
「cBots」の中の任意のプログラムから3点のボタンをクリックします。
「Show in Folder」をクリックします。
表示された「Robots」フォルダ内に準備したcBotを配置します。
手順2.cBotの有効化
配置したcBotを実行するために、cTraderを再起動します。
再起動した後は、「Automate」をクリック。
「cBots」の中から今回配置したプログラムを探し「+」ボタンをクリックします。
「AllSymbols」の各カテゴリーから、適用したいチャートを選びます。
三角ボタンをクリックするとcBotsが開始されます。
※cBot毎に別途必要な設定がある場合はその指示に従ってください。
まとめ
今回はAXIORYで自動売買を始めるための方法を解説しました。
自動売買はMT5やcTraderといったプラットフォームも利用できますが、これから開始する方にはMT4にEAを設定する方法をおすすめします。
MT4なら自動売買のプログラム数が豊富なので、自分に合ったEAを見つけられるでしょう。
また、AXIORYはNDD方式を取っているだけではなくストップレベルも低いので、スキャルピングをするのにも適しています。
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